蛇を拾われた話②

ああ、秋は、嫌だなぁ…。
もの悲しいですしね。
さて、
「おうちに戻してあげようか?」
という優しい説得も虚しく、私は蛇と同居しています。

爬虫類なので、懐かないと思いますが、結構フレンドリーな個体のようです。
まぁ、フレンドリーだろうがなんだろうが、嫌ですけども。

ただ、私、別に爬虫類は苦手なわけではないんですよ。自分からは触らないですけど、別に渡されたら持ちますし、お腹の上とかに置かれても平気なんですよ。

爬虫類で嫌なのは、そう、「エサ」です。
前回、アゴヒゲトカゲを飼ってましてね。いや、勝手に買われてまして。さらにエサのコオロギをベランダで100匹ほど飼われたんですよね。

想像してごらん?
プラケースの中を。
地獄ですよね。

また、そのコオロギが階下に住んでた人の家の寝室に出たんですよね。完全にウチのコオロギですよね。
地獄のおすそ分けやないかい。

さて、そうすると今回のエサは、皆さまご存知、蛇といえば「マウス」ですよね。

流石にマウスは生きて飼われたら、さすがに温厚な私も…👹
でも、買ってくるのは管理の簡単な「冷凍マウス」だろうなと思ってたんですよ。だからその前に阻止したいと。

私は冷凍庫に「冷凍マウス」が入るのがいやなんですよ。無菌だろうがなんだろうが、「冷凍マウス」は嫌なんですよ。

「なんで?お母さんは得体の知れない深海魚、冷凍してるのに?!」
って言われようが、なんだろうが、嫌なんですよ。
南米でネズミの丸焼きも食べましたよ?
だって名物だったんだもん。
でも、いやなの。
本当は、ネズミ嫌いなの。
虫は倒せるけど、ネズミは微妙に哺乳類だから倒すことが出来ないもん。
君らが勝手に飼ったハムスターも嫌なの。
なんなら、ネズミーランドのネズミーマウスも苦手なの。いくら可愛く振舞っても、やっぱりネズミだと思ってる。

で、日曜日に冷凍庫の見慣れぬジップロックに入ったタッパーを開けると、

「ネズミやないかーーーーーい!!!おら、そこの2人、集合ーーーーーー!!」

ってなりましたが、依然として、冷凍庫にはネズミがおりますのですよ。
ああ、秋は嫌だなぁ…。

そろそろ秋口ですね。
季節の変わり目に体調など崩されませんよう、皆さまのご健康とご多幸を願っています。

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