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実験の残骸だらけの部屋

 小学生の頃、息子は身近なものが壊れたらとりあえず分解していました。部屋の至るところに分解されたものが置いてありました。
 大抵はもとに戻されていないのですが、たまにもとに戻したり、全く違うものにアレンジされていたり、さまざまな物の仕組みや構造を知りたいという探究心は大切にしたいと思い、暖かく見守りました。

 しかし、割り箸は電気を通さないことを確かめる実験で、ブレーカーが落ちたのを内緒にしたことがありました。息子の部屋の電気だけがつかないから気づきました。それはさすがに感電したり、火事になると危なかったので激怒しました。内緒にしていたことと、危険な行為と知って隠れてやったことには怒らないといけません。
 また、ベランダで火を起こす実験をしたのを近所の人が心配して知らせてくれた時も、さすがに火事でも起こりかねないし、もし火事でも起こしたらご近所にも迷惑がかかるという問題ではなくなるので大激怒しました。たしかあの原始的な摩擦での火起こしだった気がします。要するに煙が出ていたということは火起こし成功していたということですよね、私が問い詰めた時は証拠隠滅されており、残念でしたが・・・・。
    悪いことばかりではなく、小3の頃は、アルミホイルを丸めてはヤスリで磨き、足して丸めて磨き・・・を繰り返し、なぞのアルミの球体を作っていたりしました。最近も部屋にそれが転がっていたのを見かけた気がします(笑)
 また、小5の頃、クラス中の消しゴムのカスを集め、それを練って、温めて?練って、再び消しゴムを作るということもしていました。勝手にリサイクルしていたということですね(笑)こういったSDGSの観点は良い気がして感心していました。

 飽くなき探究心は大切にしてあげたいとは思いますが、、、
 彼は怒られながらダメなこと、大丈夫なことを見極めて今もなお、実験を続けています。
 きっと、、、、(笑)
 私には内緒で、、、(笑)

これまでの息子についての投稿も併せて読んでいただけたら嬉しいです。

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