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小1の壁②

 息子の最初の担任の先生は、新卒初任の先生でした。初任の先生には1年間初任担当の指導教諭がつくようで、息子の二者面談は、先生2人対保護者の私の三者面談となりました。
 小学校最初の面談は忘れもしません。
息子の学校での様子を報告されたのですが、息子は担任の先生がなかなか制御できないタイプのようで困っているのが伝わりました。制御という言葉を使うのは不本意ですが、制御したい感じだったので(涙)
 息子は、自分の興味があることにスイッチが入ると、ついつい自分の世界に入ってしまいます。(そこがかわいいところなのですが。←親バカなので)  集団行動は苦手だったのです。
 今でこそ高校生の息子は自分の立ち位置や役割を見極め、黒子にもなれるし、リーダーシップも発揮できる子に育っていますが(笑)
 おそらく、保育園では、彼の個性を尊重してもらえていたのでしょう。それが良かったのか悪かったのか(涙)
 同じ保育園出身の子が学校にいなくて最初は心細かったことなどは後で息子が教えてくれました(涙)
色々理由はあったようです。
 折り紙や読書が好きなので、外でお友達と遊ぶという感じではないようで、そういった単独行動が多かったのも担任の先生の心配の材料だったようでした。休み時間の単独行動は確かに心配かもしれませんが、私だったら一緒に折り紙を折りながらお喋りするのになぁ、とも思いました。
 人見知りな息子にとっては、まだよく知り合えていない大人である担任の先生から声かけがあったとしても、気持ちを伝えるまで心を開いていなかったことも予想されます。
 限られた時間の面談でしたが、かなり一方的に責められたような時間でした。
 さらに、初任担当の指導教員は散々私を責め立てたあと、
 「17時で帰る時間なので、私は失礼します。」と帰っていきました。
 そこまでで涙こらえるのに必死な私は、「????」
と、崖から突き落とされた感があり、少し涙が出てしまいました(涙)
 面談自体も残り数分で終わるものでしたが、数分の融通も効かない、しかも、保護者は時間を作って来ているのに失礼ではないのか?とか落ち込んでる頭の中がさらに混乱しました。

 その面談から、教員である私が学校に不信感を抱くことになったのです。

 私の母校でもある息子の小学校は、荒れたクラスがほとんどなく、地域の保護者たちから人気があり、公立なのにわざわざ越境している子もいると聞きました。

 母親の立場からしたら、学びの環境が落ちついているというのはありがたいですし、安心という気持ちはあったのは事実です。

 でも、かなりガチガチに管理していたから荒れさせていないのだとしたら、 
 たぶん、息子にはかなり窮屈な学校生活だと思うのですが、母の心配はよそに、クラスではお友達もでき、楽しく学校に通っていました。

 そうなのです、面談では、母ばかりがズタズタに傷ついて帰ってきたのに、息子はどこ吹く風?という感じで(笑)
 そんなかわいい息子を見ると、余計に胸が締め付けられる思いでした。またまた母としての自己肯定感は下がり続けたのでした。

 立場が変わると、私は教員としての学びの場に行くことが多いのですが、校種を超えた繋がりがたくさんある中で、全国の素敵な小学校の先生方に出会っています。
 そんな素敵な先生たちに息子を預けていたら、・・・私もあんなに泣かなくて済んだかもしれません。小学校1年の壁でたくさん泣いたのは私でした。

 小2まで同じような悩みを抱えながら奮闘することになります•••••••。

 次投稿に続く・・・・(笑)次の息子ネタは間をあけます(笑)

 さすがに連続して息子のことばかりを書いていると、さらに止まらなくなり、当時の自分がよみがえってきては勝手に消耗するので(笑)

ここでいったん明日はトピックを変えます(笑)

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