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そのときがおそろしいから、必死で逃げるように書いている。


書くことは呼吸だから、私は自分のマガジンに"呼吸"とつけた。いつか食べた真っ赤ないちごの写真とともに、呼吸の2文字が輝いている。

でも、と思う。いつか書くことがなくなるときが来るんじゃないか。そう思って怖くなる夜がある。書くことが枯渇して、何にも書けなくなるとき。

そんなのが来そうで怖い。私はあの人みたいにおもしろいエピソードは持っていない。恋愛も、スポーツも、してこなかった。学生時代、していたことは勉強と読書と創作である。

アルビノの大人が生きていることを発信するために日常を描き出そうとしてみたけれど、実は私は日常のいいことを描き出すのが大の苦手はのだった。

だから、思考を言葉にすることにする。思考と日常は入り乱れて、私というコンテンツになる。それならきっと書ける。書き続けられる。

まだまだ、そのときから逃げられるんじゃないかな。少なくともこの微熱が続く間は、毎日更新してみる。

執筆のための資料代にさせていただきます。