雁屋優

ライター/サイエンスコミュニケーター。 実績をはじめとした、詳細なプロフィールは以… もっとみる

雁屋優

ライター/サイエンスコミュニケーター。 実績をはじめとした、詳細なプロフィールは以下URLにまとめてあります。 https://yukariya07.jimdofree.com/

マガジン

  • 発達障害啓発週間2023

  • 多様な人材が能力を発揮できる社会を考えるインタビュー集

    「労働の選択肢を狭められたと感じている」人々の話をお聞きし、不定期に更新します。インタビュイーも募集しています。

  • 呼吸。

    書かねば生きていけない、私の呼吸。

  • アルビノのこと

    アルビノについて、語っています。

  • アルビノと黒染め

    アルビノ当事者に、同じくアルビノ当事者の雁屋が黒染めについてインタビューしていくシリーズです。

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最近の記事

英語から考える街の話 #呑みながら書きました

飲めないけど、お酒の気分で書く。 アルビノの小学生の女の子が、中学生になるにあたってじゅんび、準備していることを報じたニュースがあった。英検5級と白杖での歩行訓練。 英検5級と聞いて真っ先に思い出すのは、初めての英検でガチガチに緊張する小学校何年だ? 4年か5年だな、の私を送り届けて試験時間をヴィ・ド・フランスで潰していた母が楽しそうだったこと。「おいしかった」と楽しそうで、あ〜いいなあと思った記憶。 ヴィ・ド・フランスの前通るたびこれを思い出す。英検と言えば、ヴィ・ド

    • 日傘か、帽子か。

      傘ととことん相性の悪い人間だ。かと言って、雨合羽を着るのも面倒で仕方ない子どもだった。傘じゃなくて、雨と相性が悪いのかもしれない。 札幌に住んでいた頃、冬は傘を持ち歩かなくてよかった。雪は、「ほろえる」から。そうすると、片手にスマホ、もう片方にICカードでサクサク歩ける。 手が塞がると、とっさに何かを取り出すことができなくて困る。元々動作が俊敏ではないので、あわあわする要因は減らしたい。 雨の日は仕方なく傘をさすことにしたが、問題はそれ以外の日である。日焼け対策の話だ。

      • 「楽しそう!」は案外大事じゃないかと考える夜。

        楽しそうな発信から富士そばに興味を持つ東京から遠く離れた地、北海道に住んでいた頃から、富士そばを知っていて、都内に移ったら絶対食べに行こうと決めていた。それは富士そばライター名嘉山さん(Twitter:@l_f_nakayama )の発信がおもしろかったから。 富士そばは北海道にはないし、今までに食べたこともない、未知の食べ物。それを私はインターネットの海の向こう側から見ていて、「楽しそう」「食べてみたい」「気になる」と思うに至ったのだ。 富士そばの公式も、名嘉山さんの

        • 思考整理のための文章

          今日は朝から具合が悪い。ふとんの上で時折水を飲む以外は横になっている。心身ともに疲れ切っているのだろう。 普段も文字を書いて収入を得ているのに、私の回復方法は読書や執筆だ。Kindleのライブラリにあるめぼしい本は読み尽くしてしまい、書きたい気持ちが高まっている。 書くか。 ただし、仕事とか何とか考えずに、書きたいことを、だ。 やりたいことリストを作ってみるまずは、頭の中を整理するためにも、今やりたいなと思っていることを挙げてみる。 インターネットでの当事者発信につ

        英語から考える街の話 #呑みながら書きました

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          【広がれ!心のバリアフリー感想note】ちょっとだけ、ファッションに前向きになれた日

          友人の杉本梢さんと、美容室さんもーるさんが共催したイベント、「広がれ!心のバリアフリーin札幌パラコレクション」(略称、広がれ!心のバリアフリー)の感想を書いていく。溢れる感想を整理していたら、遅くなってしまった。 杉本梢さんとの出会い私が杉本梢さんを知ったのは、慣れないTikTokに触れていた夜、あるいは視覚障害者のコミュニティで「(住んでるのが)札幌なら梢ちゃんと近いね!」と言われた日のどちらかだ。 杉本さんはTikTokやYouTubeを使って視覚障害や障害理解につ

          【広がれ!心のバリアフリー感想note】ちょっとだけ、ファッションに前向きになれた日

          CoSTEP受講エントリ〜サイエンスコミュニケーションに辿り着くまでの紆余曲折〜

          2023年5月、私は北海道大学のCoSTEP選科Cの受講生となった。対外的には北海道大学の聴講生だ。ここに至るまでの紆余曲折を記し、CoSTEP受講エントリとする。 CoSTEPって何?機関の名前もCoSTEPだが、プログラムの名前もCoSTEPだ。ここでは、科学技術コミュニケーションの教育・研究・実践が行われている。公式サイトのトップには数々のイベントの告知がある。これらが、“実践"の一部だ。 先ほど選科Cと書いたが、これでは何のことがわからないので、少しだけ解説する。

          CoSTEP受講エントリ〜サイエンスコミュニケーションに辿り着くまでの紆余曲折〜

          トム・リドルのことをあれこれ考えた夜。

          仕事に関係のないことをあまりしてないな、最近。そう思って参加を決めて、だからきっととりとめもなくなると思う。 仕事を終えて、疲れ果ててふとんに沈みこんで、これを書いている。 頭の稼働が止まらない、。そういう感覚が消えない。 最近本当に仕事に関係のないことをしていなくて。何かって、何なのかと言うと、まあ、稼いでるってことが自信になるとか、そういうことなんだと思う。 就労が難しいって申請してる障害年金は、生活できる額ではないし、だから私は私でいるために稼がないといけない。

          トム・リドルのことをあれこれ考えた夜。

          嫉妬から始まった、アルビノの私の戦略立案

          昔の記憶はあやふやだ。二十数年しか生きていないのに、思い出せないことばかりだ。 矛盾するようだが、記憶力はいい方だ。これまでに読んだ本のことをしっかり思い出せる。 文字や数字の記憶が得意で、そのときの感情や他人の様子みたいな文字に起こしにくいものには興味を抱きにくいし、記憶するのも難しいという、私の認知特性がすべての答えだ。 さらに言えば、子どもの頃の記憶のほとんどを、読んだ本の内容が占めている。読書家だったし、その当時の私の世界を彩るのは書物であり、そこに描かれるフィ

          嫉妬から始まった、アルビノの私の戦略立案

          ウ・ヨンウになれないまま、自閉スペクトラム症を生きている。

          ドラマ『ウ・ヨンウ弁護士は天才肌』を観たとき、一人の自閉スペクトラム症(ASD)のとして、私はウ・ヨンウを羨ましく思った。そのことを、鮮明に覚えている。 ウ・ヨンウが羨ましい私自己紹介をしておこう。私は言語理解とワーキングメモリが高く、知覚統合と処理速度が低い、ASDの当事者だ。 ASDの他にも、二次障害のうつ病や、遺伝疾患であるアルビノ(医学的には眼皮膚白皮症)を抱えている。 仕事は個人事業主のライター。わかりやすく言うとフリーライター。 一日の中で目まぐるしく変化

          ウ・ヨンウになれないまま、自閉スペクトラム症を生きている。

          生死を左右しない、でも大事なこと #呑みながら書きました

          伊藤園の健康ミネラルむぎ茶は、めちゃくちゃうまい。安くて、いっぱい入ってて、おいしい。 アルコールは全然飲めない、その上何かルイボスティーがちょっと苦手とか、面倒な好みもある。そんな私のニーズ、というか、運命みたいな飲み物だ。 夏場にめっちゃ世話になっている。 そんなわけで、健康ミネラルむぎ茶をぐびぐび飲みながらの呑み書き。 昨日、すごく目を開かされるような、感動する出来事が会って、あって、それを書こうかと思ったのだけど、それだと宣伝になってしまうから、別のことを書こ

          生死を左右しない、でも大事なこと #呑みながら書きました

          Case.2 卜沢彩子さん~転職活動を経て倫理ある採用を願う~【後編】

          【注意】 本記事では、性暴力被害、PTSDについてふれています。 フラッシュバックをはじめとした、体調の悪化にご注意ください。 前編はこちら。 さまざまな理由から転職を決意した卜沢さんの転職活動、そのなかで考えたことを伺っていく。 年齢、性別への差別、偏見にさらされた――私自身もフリーランスをしているので、今会社員になろうとすると難しいところはあると感じているのですが、転職活動はどうでしたか。 卜沢 一言で言えば、大変でした。諸々あって、転職活動は半年くらいかかりまし

          Case.2 卜沢彩子さん~転職活動を経て倫理ある採用を願う~【後編】

          Case.2 卜沢彩子さん~転職活動を経て倫理ある採用を願う~【前編】

          【注意】 本記事では、性暴力被害、PTSDについてふれています。 フラッシュバックをはじめとした、体調の悪化にご注意ください。 「労働の選択肢を狭められたと感じている」方の2人目として、今回は卜沢彩子さんにお話を伺った。 プロフィール卜沢彩子(うらさわ あやこ)さん A-live connect代表/SEX and the LIVE!!プロジェクト主宰/会社員(マーケティング)。 フリーランス、NPO法人いけぶくろ大明と豊島区による池袋の若者支援施設、みらい館大明ブックカ

          Case.2 卜沢彩子さん~転職活動を経て倫理ある採用を願う~【前編】

          薬だけじゃなくても #呑みながら書きました

          遅ればせながら参加。 いや、もう本当に、後夜祭だから、ありってことで。 おともはコストコのブレンドティー。寒いから紅茶淹れればよかった。でもキッチン行くのも面倒。 最近仕事と勉強、たまにゲーム、くらいしかしてなくて、あ、小説も書いてるけど、いや、何ていうか、とにかく、りあっくす、リラックス、とか、落ち着くとか、そういうのがない。 さすがにこれはまずいんじゃないかあ、かなあと思って、呑み書きに遅まきながら参加を決めた、というわけ。 個人的な文章を公開するのは割と久しぶ

          薬だけじゃなくても #呑みながら書きました

          私は、書いて生きていく。

          「天職とは何か」を考え続けてきたと言えば、嘘になる。 私が考え続けてきたことは、「自分にできることで、どう生き抜くか」だった。 そうして辿り着いた先が、文筆業の個人事業主だ。 私の思考と行動の軌跡を記し、後の自分に送る記録としたい。 書く仕事で、生きている私の仕事は文筆業の個人事業主だ。 文筆業の意味するところは幅広いのだが、私は主にライターとして仕事をしている。 ライターをするに至った理由を簡単に挙げると、二つある。 一つは、元々書くことが好きで、報酬が発生しないどこ

          私は、書いて生きていく。

          Case.1 雁屋優~崖から飛び降りるようにしてフリーランスになった~【後編】

          前編はこちら。 「書きたい」と思いながら再び就職活動 休職期間の終了が迫ってきた、2019年1月。ある夜、唐突に「雁屋優」の筆名でTwitterとnoteのアカウントを作成した。 その頃、アルビノは「見た目問題」の一つとして捉えられることが多く、弱視を伴った場合の困難についての話は少ないと感じていた。だから私が自分で納得のいく発信をしよう、と思った。 発信する手段として文章を選んだこと、筆名かつ顔を出さないこと、そのすべてに、私なりの根拠があった。元々小説を書き続けて

          Case.1 雁屋優~崖から飛び降りるようにしてフリーランスになった~【後編】

          Case.1 雁屋優~崖から飛び降りるようにしてフリーランスになった~【前編】

          「労働の選択肢を狭められたと感じている」人の1人目として、私自身の話を書く。これから他人のプライベートなことに踏みこませてもらうのだから、自分も該当するのなら開示するのがフェアだと思ったから。 プロフィール 雁屋優(かりや ゆう) ライター/エッセイスト。 アルビノ(平成30年に眼皮膚白皮症として指定難病に追加)、発達障害の一つであるASD(自閉スペクトラム症)、うつ病の診断済み。視覚障害者手帳4級、精神障害保健福祉手帳2級。 茨城大学理学部卒業。病院勤務、行政機関勤務を

          Case.1 雁屋優~崖から飛び降りるようにしてフリーランスになった~【前編】