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なぜ、「思いが伝わる話し方講座」から「伝わる話し方講座」に名前変更したのか

ただいま、伝わる話し方講座第6期を募集中です。詳細はこちら→

私のVoicyやPodcastでもお知らせしていますが、第6期から、講座名を変更します。思いが伝わる話し方講座から「伝わる話し方講座」へ。
どうして変更するかというと、「伝わる話し方」のほうが、この講座の内容や、受講後に得られるものを的確にあらわしていると思ったからです。

皆さんは、「思い」という言葉から何をイメージするでしょうか?
人前で自分の夢を語ったり面接で志望動機を熱く伝えたり、はたまた聞き手の共感を呼ぶようなスピーチを届けたり。そういった聞き手の心に訴えかけるようなメッセージを浮かべる方が多いのではないかと感じています。

昨年立ち上げた「思いが伝わる話し方講座」では、そういった、思いを語る話し方のヒントもお伝えしています。そして、最終回では、思いを伝えるスピーチ発表もあります。

ただそれと同時に、この講座では、日常のちょっとしたコミュニケーションに活かせるヒントも伝えています。

例えば、職場での報告。報告は、そのとき起こった出来事、それに対してどう行動したか、その結果どうなったかなどを順序立ててわかりやすく伝えるものです。心を込めて思いを込めて報告する、という状況はあまりないのではないかと思います。求められるのは、思いを言語化して伝える力より、伝えたいことを整理して伝える力です。

日常のちょっとした雑談はいかがでしょう。「ねえねえ〇〇さん、聞いてよ!昨日、こんなことがあってさ!」と最近の出来事を話すことがありますよね。そういったさりげない会話の中でも「よし、自分の思いを伝えよう!」と構えたりはしないと思うんです。

私の講座では、こういった、日常のコミュニケーションに役立つ話し方のヒントも伝えています。そのひとつとして「自分の”思い”を伝えること」があります。
第1期〜4期までの卒業生を見ていても、思いを伝える力を身につけたい方もいらっしゃれば、日常における話し方を磨きたいと思っている方も多い印象です。むしろ後者の方が、比率としては高い気がします(もちろん、どちらもWelcomeです♪)

こうした背景から、「思い」という言葉を取って「伝わる話し方講座」としたほうが、この講座を的確にあらわししていると思い、今回の名前変更にいたりました。

名前は、商品・サービスの入り口です。
私たちはものの名前から、それがどのようなものなのかを想像します。
例えば私のPodcast・Voicyのチャンネル名は「話し方のハナシ」ですが
このタイトルを聞くと、この番組では話し方のはなしをするんだと、すぐに想像できるはずです。

おかしな例えですが、もしチャンネル名が「話し方のハナシ」なのに、実際にはおすすめの飲食店をひたすら紹介する番組だとしたら、皆さんはどう思いますか?

まず 話し方のハナシを聞きたいと思って番組を再生した人は、「なんだ、話し方ではないハナシをしているじゃん」と、がっかりするかもしれません。がっかり、まではしなかったとしても、求めていることと違うことには気付きますよね。

しかも、飲食店の情報を知りたい人に届きにくくなります。飲食店の情報を知りたい人は、チャンネル名に「飲食店」「グルメ」と言った言葉が入っているものを探すはずです。

名前と実際の中身を一致させること。そこで初めて、聞き手を、名前という入口の先に、スムーズにお連れすることができます。入口が与える印象と実際の中身が一致せず、本当にその情報が欲しい人に見つけてもらえなかったら、勿体ないことです。名前は本当に大事です。

…と、頭ではわかっているのですが、実現するのは難しいですね!私も、講座を1年続けてみて「名前を変えよう」と思うことができました。
何より今回の名前変更は、1人では決断できませんでした。卒業生の声や、先月ビジネスコンサルをしてくださったのアドバイスを受けたことがきっかけです。1人で考えているだけでは、名前を変えた方がいいとは気づけなかったです。
伝わるように伝えるなら、やはり相手の立場で考えることが欠かせないですね。日々精進!


最後に、伝わる話し方講座は、「伝わる話し方 3つのSTEP」に沿って進めます。3つのSTEPとは…

STEP1:自分の思いや伝えたいことを言語化する
STEP2:伝わる言葉に磨き上げる
STEP3:相手に伝えて、伝わる

職場での報告も、雑談も、意見を伝えるときも思いを語るときも、
まずは自分が何を伝えたいのかを明確に理解することが欠かせません。
でも、そこが理解できればOK!というわけにもいかず、今度はそれを伝わるように伝える必要がでてきます。そのためには話の組み立てだったり言葉のチョイスだったり、声や滑舌、話すときの抑揚などを工夫しなければいけません。
そしてSTEP3の「相手に伝えて、伝わる」。これはいわゆる人前で話す本番に向けての準備、緊張対策などです。どんなに訓練を重ねても、いざ人前で話す場面になったら、緊張でしどろもどろに!それで台無しになってしまうのはもったいないです。そこでSTEP3では、本番でも落ち着いて話せる準備方法など、お伝えしています。

2018年に話し方講師の活動をスタートし、これまでの集大成と言えるのが「伝わる話し方講座」です。一生役に立つ、何度でも振り返っていただける、話し方の基礎を作る3ヶ月。
第6期は4月に開講します。2023年度のはじまりとともに話し方を学んでみませんか?体験会(ZOOM開催)でお目にかかれることを、心から楽しみにしています!

詳細はこちらからどうぞ!(体験会のページに飛べます)


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