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歌を自己表現の術にしよう、という話

「音楽」という一つの分野の中で、楽器演奏にくらべると歌はみなさん普段から当たり前に取り組んでいるものかと思います。幼い頃からみんな歌は歌うものだし、学校でも歌を歌う機会は常にあるし、テストもある。大人になるとカラオケに行くようになったり。
ピアノやギターに触ったことがない、という方はいても、歌を歌ったことがない、という人は少ないはず。

にもかかわらず、改まって歌を誰かに披露するってなかなか気恥ずかしかったりするものです。カラオケには行くけど、ステージで歌うとか、SNSで歌った動画なんかを披露するとなると、多くの人にとっていきなりハードルが高くかるんですよね。
おそらく、カラオケはストレス発散やコミュニケーションの場として認識されているから、だと思います。カラオケしよう!という状況の中、コミュニケーションの一つとして好きな曲をマイクを持って歌う……っていうのはみなさん、そこまで抵抗ないのではないかと思います(もちろん、カラオケ苦手!!という人もたくさんいますが)
ですが、様々に違いはあるにしろ、マイクを持って(あるいは持たずに)誰かに歌を披露する、というのは同じ行為なのに、それがステージやSNSを通した途端気恥ずかしくなる。

私は、カラオケで楽しく歌うのはストレス発散やコミュニケーションであって、ステージにあがって本気で歌うのは自己表現だと捉えるからハードルが高いんだと思っています。
きっとみんな自分を表すことに対する気恥ずかしさを持ってるんですよね。私はこんな歌を、こんな思いで、こんな風に歌います。それを相手に披露するのって、相手に対して私はこういう人です、と自己開示することとほぼ同義だと思います。
この自己表現、そして自己開示が苦手な人ってたくさんいます。かく言う私もそうでした。
歌を歌ってSNSにあげる。私を見て、私の歌を聴いて!ということ、それって恥ずかしいなーと思っていました。自己顕示欲強すぎ、と思われるのではないか?とか、まだプロを名乗っていなかった頃は特に、プロでもないのにこんなことしたら笑われるのでは?とまで思っていました。

いつだったかもっと歌が上手くなりたい!ステージにも憧れがある、という生徒さんに
「こんな歳して何目指してるんだって感じですけど……」と言われたことがありました。
その時、あーわかる、そんな風に思ってたなあ私も……とふと自分を振り返りつつ、同時に
「何歳でもどんな立場でも何を目指したってよくない?」「そして何かを目指すわけでなくても、本気で歌っていいんじゃない?」と思ったりしたのです。
かつては同じように気恥ずかしく思っていた私も、誰もが当たり前に自己表現し自己開示していいと今では思います。

私の場合は、自分を素直に表現できるようになって、随分と楽になったんです。人の目に捉われず、やりたいようにやりたいことをやって、かつ自分のことを好きになれたのは、自分を表現し、自己開示することに必死で取り組んだからだと思っています。
自分を表現して、外に出し、自分以外のたくさんの人に見てもらうことで、はじめて本当に自分自身を理解した気がするし、ブレない「自分」が少しずつ生まれてきた気もします。

恥ずかしい、私なんて、こんな歳にもなって、そう思う人こそ、思い切って「自己表現」として歌に取り組んでみてほしい。
自分を表現すると、自分の見え方がきっと変わります。カッコつけるわけじゃなく、自分らしさやオリジナリティに変にこだわるとかでもなく、今の私のできることを素直にやってみる。
なりたい自分に向かって前進してみる。

その手段はもちろん歌でなくてもいいのですが、もし少しでも歌うことが好きなら、歌を自己表現の術にしてみませんか?と私は言いたい(笑)あなたの体一つではじめられますよ!
あなただけの楽器で、あなたのことを表現してみませんか?やりたいことを自由にやって、なりたいと思う自分になる。きっと心がワクワクするし毎日がキラキラします。

なんだか宣伝みたいですが……
私もやってみたいなと思った方は、いつでもお気軽にこ相談くださいね。
今は不安でも、みんなでやれば怖くない!(笑)
自分を思いっきり表現して気分良く生きていきましょう。

▼CREA MUSIC HIRANO(平野校)
大阪市平野区、JR加美駅・新加美駅から徒歩5分の音楽教室
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