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昭和の価値観

女の子というのは、おおよそ男の子より生活力があり、現実的だと思う。
我が家も御多分に洩れず、そういう娘だ。
そして、持って生まれた個性が私とそっくり。
まるで自分の鏡を見ているようで、腹が立つことが多かった💦

ザ昭和的な環境で育った私は、平成生まれの娘がやることが気に入らなくて仕方ない。

私はこんなに我慢したのに、それを軽々とやってのける娘に嫉妬していたのかもしれない。

昭和の価値観は、そりゃあ古いところはたくさんあると思うけれど、守った方が良いと思うところもあると思う。

これでも、ずいぶん枠を外し、今の時代の価値観を受け入れてきたつもりなのだけど、子どもたちにとっては、まだまだ「古い」「固い」「頑固」なのだそう。

いったいどこまで許したら良いんだろう?と思うこともしばしば。

けれども、「古い」「頑固」と言われても、正しいと思うことは譲らずに伝えていこうと思う。

我が家には我が家の考え方があって良いし、私には私の価値観があっても良いよね。

なんでもOKの優しい母親にはなれそうにないけれど、子どもたちの考えをシャットアウトするのではなく、「自分は、それをどう考えるのか?」と、いったん自分の中で咀嚼してから、結論を導き出そうと決めた。

それが一番心地良いから。

娘の結婚が決まった。
今度は相手の家庭の価値観も加わるから、今年はいろいろと考えることも多そうだなぁと思う年初だ。

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