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母の介護①

実家の母は、まもなく90歳になろうとしている。
父が亡くなってから10年ほど経つが、ずっと一人暮らしを続けてきたすごい人。

1人でも、ちゃんと食事を何品も作るところなんて、私には到底真似できない😆

そんな母も足腰が弱り、骨折して入院するようになった。
昨年の夏の終わりには、腰椎の圧迫骨折をして、2か月半の入院。
主治医から、一人暮らしはできないと言われて、慌てて施設を探した。

私は2人兄弟で、弟がいるのだが、施設を探すということになった途端に、なぜか意志の行き違いが起き、私のやることを片っ端から攻撃され、精神的に参ってしまった。

父が亡くなった時もそうだったのだが、男性というのは、親が老いるとか亡くなるということに対して、なかなか受け入れられないところがある人が多いのかなぁと思う。

介護が始まると、兄弟関係がうまくいかなくなることなんて、ザラにあるのよと周りの友達には言われたが、まさか私がそんなふうになるとは思ってもみなかったので、ショックだったなぁ。

突然始まった介護。
2か月半も入院していると、足腰はさらに弱り、歩行器に頼って歩くようになった。

それでも、本人は、一人暮らしはできるし、シニアカー(押し車)を押して、外に出たいと言う。

できると思っている自分と、できない現実に、嘆き悲しみ、ストレスを溜め、毎日のように電話をかけてきては、愚痴のオンパレードだった。

おまけに、耳が遠いので、電話口で大声を出す私は、たぶん側から見ると冷たい娘と思われたかなぁ💦

東京と関西という遠距離で、しかも平日は仕事をしている身だが、毎週末は帰省して、施設、ケアマネ、リース会社、デイサービスなどなど、何枚も何枚も契約書にサインした。

施設に入るって、こんなに大変なんだなぁというのが率直な思い。

高齢者がどんどん増えているのに、ここをもっとシステム化できないものかしらねぇ。

介護って、未知の世界で、始まってから知ることばかり。
精神的にも肉体的にも、本当にしんどい。

離れている大変さと楽さ、近くにいる便利さと大変さ。
どちらも結構厳しいね。

親だから、なんとか寄り添おうという気持ちで頑張っている。

これから先、どうなっていくのかなぁ?
続きは、また書こう。

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