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子どもがいつもと違う行動をするとき子ど

新年度になって、これまでと違う環境になった方も多いと思います。

職場が変わった。
担当が変わった。
子どもが進学、進級した。
引っ越した。
などなど。

そこに慣れようと必死な時期だと思います。
大人の方が少し余裕をなくしていると、わが子の行動が変わってくることがよくあります。

ケガが増えた。
友達とのトラブルが増えた。
些細なことで泣くことが増えた。
などなど。

忙しい時に限って、グズグズしちゃう。

忙しい時に限って、子どもたちって、こんなふうになるので、親としては、十分に対応してあげられないことも多いのでは?と思います。
気になっているのに、対応できないって、親子共にストレスになりますね。
先日そんなご相談を受けました。

まずは、子どもがいつもと違うなぁと感じた時、それは子どもに原因があるのかな?と考えてみると良いですね。

大抵の場合、これは、
「忙し過ぎて、自分を大切にしていないんじゃない?」
という子どもからのメッセージであることが多いです。

お母さんの心や体を心配して、ひと呼吸おく時間を作ってくれようとしているわけですね。

それを無視して、仕事を最優先にしていると、子どもの行動は、どんどんエスカレートする場合もあります。

親としては、
「仕事が忙しいんだから、仕方ないでしょ❗️ちょっとくらい我慢してよ‼️」とイラっとくるわけです。

けれども、自分の声を無視された子どもにとっては、すごくショックですよね。

そんな時どうしたら良いのでしょうか?

例えば、こんなお話です。

ある女の子が、放課後習い事に行かなければならないのに、ちょっと遅れてしまって、行くかどうかを迷って、職場にいるママに、泣きながら電話をしました。

ママは、仕事が変わって間もないので、いつもなら一緒に連れて行っていたけれど、それができなくなってしまったそうです。
仕事中だったので、手短かに要件を伝えて、電話を切りました。

けれども、このこと以外にも気になることがあったので、どうしたら良いかなぁとモヤモヤして、私に話してくれたのです。

ママが忙しいことなんて、わが子は百も承知です。
それなのに、電話をかけてきたということは、ママの心の中の焦りとか疲れとか、そういうものをお子さんがちゃんとキャッチしていたということでしょうね。

忙しい時の対応が手短かになってしまうことは仕方ありません。
けれども、帰宅してから、わが子に、ちゃんとママの正直な気持ちを話してみたら?とアドバイスしました。

そのママは、早速その日のうちに、お子さんと話したそうです。

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ママの気持ち(①準備して待っててくれてる先生に迷惑かけたくない気持ち、②月謝がもったいない気持ち、③遅刻したら緊張するから行きたくないというわが子を尊重したい気持ち)があったこと話して、

本当はママが一緒に行きたかったけど、無理だから、大丈夫だから行っておいで!と無理に言ったことをあやまりました。

そしたらニンマリしてました。
そして、すっきりしたように、また遊び始めました。

その後、
「もしも、次遅れたらどうする?」
と聞いたら、
「行く!」
って。

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お母さんが忙しいことは分かっていても、やっぱり不安になることもありますね。
だからこそ、お母さんが本音で向き合い、ちゃんとあなたのことを大事に思っているよと伝えれば、子どもは安心して、いつもの生活に戻ります。

忙しい時こそ、わずかの時間で良いので、わが子と本音で話す時間を持ってくださいね。

なんと言っても、ママの笑顔が最高のご褒美なのです。

ハグしてもらうと安心💕


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