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思い出はCloudに保存。その他のものは別の場所で生きる。

家で仕事をしている私は、午前中に1回と午後に1回眠くなります。
不眠症なので夜の睡眠時間は2〜3時間というところです。フルタイムで働いていた頃はこれがとても身体に堪えました。
フリーランスになりたかった理由は本当にいくつもあるのですが、その中の一つに睡眠時間の確保がありました。

夜の暗闇はとても不安になるので、緊張して眠れません。
昼間は明るいだけで安心感があるので眠ることができます。といっても、何時間も眠り続けることはできません。
基本、私は起きている時も眠っている時も、緊張しているからです。

さて、あまりに睡魔が酷い時は眠って回復するのですが、座りっぱなしの身体を伸ばしたくて寝っ転がっている状態が何分も続くのは良くないことは自覚しているのです。

あまりに非効率だと考えて、ただ単に気分転換したい時は、ちょこちょこ掃除をすることにしました。
片付けていると最終的に感じるのは、「物を減らさないと片付かない」という結論です。

ということで、これまでしまい込んで見て見ぬ振りをしていた領域に、手を伸ばすことにしました。


娘の服は、いとこに送る

ありがちですが、お下がりの洋服は親戚の家に送るという手段。
といっても送れるのは娘のいとこ。つまり私の姪っ子のところに送ることにしました。


捨てられないものはここへ送ります

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(画像は公式サイトより引用させていただきました)

ワールドギフトさんは、かなり広範囲な物品を受け付けてくれます。
恐ろしいほど温存してしまった、子供たちが小学校の頃に使っていたピアニカなど、すぐに捨てられないからとりあえずしまっておいたというものが、あちらこちらから出てきました。

ゴミ袋に入れて捨てるのは気がとがめるような、使っておらずホコリをかぶっていたぬいぐるみも、再利用して海外の子供たちに喜ばれるそうです。



ちなみに、子供たちが小学校を卒業した後、ランドセルはジョイセフさんにお送りしました。

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今のランドセルって、とても丈夫ですよね。
さらに我が家の隣が小学校ということもあり、傷むほどではなく。思い出の物を活かすことはできないかと考えた時に見つけました。


どこにも送れないけれど、捨てるべきもの

今回、私が思い切ったのは、思い出がありすぎて捨てられなかったものを捨てたということです。

実は、何となく子供たちの幼児期の服を数枚残していました。
けれど、ひどいシミができていて、これを今後何十年と持っていたところでどうなるんだろう?と考えた時に、「捨てる」という決心をしました。

ちなみにこの服は、息子が幼稚園にあがる前のハロウィンのために、私がアップリケを縫い付けて作ったものです。

すっかり忘れていたので調べたところ、当時テレビ放映されていた「獣拳戦隊ゲキレンジャー」のマークを縫い付けたんですね。

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ハロウィンなんて面倒くさいと思いつつも、子供は喜ぶし、何か着せれば可愛いだろうし……。
迷った挙げ句に何を思ったのか、トレーナーにフェルトを縫い付けてゲキレンジャーの服を作るというとても非効率な行動に出たのです。

しかも我が家にはミシンがないたため、すべて手縫いです。画像では伝わらないのですが、かなりしっかりキレイに縫い付けてあるんです!!!

・・・という。

こんな思い入れがあったので捨てられなかったのですが、この他にも数枚の服を、大人しくスマホで写真を撮りお別れすることにしました。


思い出はCloudに保存。
その他のものは別の場所で生きる。

仕分けられた物品たちが入ったダンボール箱は、まだ私の部屋の隅でスタンバイしています。
もう少し箱が増えそうなので、来週くらいまではこの状態かもしれません。

寂しいながらも、彼らの成長や、自分自身のキャリアアップによって、身につけるもの、必要な物品がどんどん変わっていったことを改めて感じます。

気づくと仕事の合間にしていたはずの片付けが、いつの間にかメインになりつつあり。

それじゃいかん。と思いつつ、
良いきっかけなのだと言い聞かせつつ
身の回りを整えていこうと思います。

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