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自分の意見が出せない人の心理とその対策

同じ場所にいて、同じ状況を目の当たりにし、同じ言葉を耳にしていても、自分の意見を問われると何を言っていいのかわからない人がいます。

真面目に聞いていなかったわけではないし、むしろ関心を持ってその話題に触れていたはずなのに、「あなたはどう思いますか?」と聞かれると「そんなこと言われても・・・」と頭の中が真っ白になってしまうパターンです。

ともすれば不真面目な人と思われるかもしれないから、場合によっては焦ることがあるかもしれませんよね。

このパターンに当てはまる人の特徴
・対立する状況が苦手。その空気が好きではない。
・正しいことを言えないかもしれない不安がある。

書き出してみると、誰だってこういった気持ちは少なからずあるはずです。それでも意見が言える人、とりあえず言ってみる人、言いたくても言えない人、言わない人、何を言っていいのかわからない人など、それぞれの資質や性格によって反応は様々なものになります。

中でも「何を言っていいかわからない」というのは、やはり困る場面もあるわけで、悩み事の一つだという人もいます。


自分の意見が出せない人の心理とその対策


「何を言っていいのかわからない人」でも、周りの状況を見つつ感じていることが少なからずあるのです。

例えば、授業だったり講座だったりに参加した時のことを思い浮かべてみてください。心の中で頷いていたり、「おー」「なるほどなー」「すごいなー」など、ごく簡単な感嘆符『!』のようなものを感じているのではないでしょうか。

喜怒哀楽に分類できるほどでなくても、ほんのちょっとした反応でいいのです。「ほぉう」と関心した言葉を留めておくのです。

教科書やテキストなどの資料がある場合は、そのキーワードとなる部分にアンダーラインを引いたり「✔︎」をつけても良いでしょう。
メモやノートを取っているならば、同じようにマーキングします。

まずはこの「マーキングする」というのを意識することだけでも十分です。

穏やかに聞き流してしまう癖に対して、自分の心の揺れや感情の反応を記すことにより、「聞き流していない状況」を作ることができます。

<パターン1>
「あなたはどう思いますか?」
「うーん。えーっと・・・。」
<パターン2>
「あなたはどう思いますか?」
「不真面目な人と思われる・・・という部分が気になりました」

いかがですか?
言葉数は少ないけれど、周りはあなたのアウトプットをきちんと受け止めることができ、あなたはアウトプットを達成できます。

難しい言葉や、注目を引くような言い回しでなくても、
あなたはあなたを表現できるのです。


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