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世の中で流布されている「オススメ」は、自分のベターにする必要はない。


「流行というのは、誰かが流行らせている」といったことは、概ねの大人が感じているだろう。
流行りに乗るのが嫌だ、気が進まないと思いながらも、流行に乗ることは楽だったりする。

自分に似合うファッションが分からなくて、クローゼットの前でため息をつく。そんな時、とりあえず流行の通りの服を買って身に付けると、意外にしっくりきたりする。そして安心感を覚える。

服の場合は分かりやすく、そうやって買ってきても、やっぱりしっくりこない服はやがて着なくなる。
意識的か無意識的か、そうやって服に関する価値観は淘汰されていくのだ。


世の中で流布されている「オススメ」は、自分のベターにする必要はない。


インフルエンサーが薦めている本。自分が注目している人の言葉。
世の中で影響力の大きい人の発信は、現状や未来を見据えたものであり、とても参考になる。取り入れたい思考もあるだろう。

その本を手に取る。
読んでみる。

そして、、、
読み進むことができなかったり、読み終えたとしてもピンと来なかったりすることがある。

「まぁ、そういうこともあるよね。」
「自分には合わなかったかなぁ。」
で済ませることは何ら問題はないのだが、それができない人がいる。

・オススメを取り入れられない自分に非があるのではないか
・本を集中して読むことができない「環境」に問題があるのではないか
・自分には本を読む集中力がないのではないか
・良い本なはずなのに、理解できない自分の能力が低いのではないか

こういった発想は、改善したりするきっかけになるという視点で言えばクリエイティブだが、自省して気を落とすのであれば無駄だ。

本の中身から、自分に必要な情報をピックアップするだけでも十分だし、共感できないとしたら淘汰しても良いのだ。

もしかしたら、その時の自分にとっては必要のない本(情報)だったのかもしれない。

自分の感情に素直になることで、必要な情報を淘汰する。必要な情報を抽出する。

それでいいのだ。

世の中の流れは早い。
自分の感情に素直になり、似合う服を見つけていこう。
似合う情報を見つけていこう。




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