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自分らしくないことは、できない。

自分を良く見せることが必要な時があります。
それは好きな人に会う時かもしれないし、大事な商談や面接の時かもしれません。
見た目が相手に与える印象は侮れないし、何よりも見た目だけでも万全に整えることで自分に自信を持てることだってあります。

自分メディアを持つことが容易になった今、例えばSNSのアイコン一つにも「自分を見せる=魅せる」といったある種のテクニックといったものも必要になってきました。

私自身も「自分を良く見せる」ことで、何かを達成したりした経験があります。服装や表情などの見た目の印象だけではなく、話し方、会話のテンポ、身振り手振りなどを研究しつつ、相手に好印象を与えることに注力しました。


自分らしくないことは、できない。

いくつかの失敗や成功体験が思い浮かぶのですが、結局行き着くのは自分らしくないことはできないということです。

それこそ役者にでもなるつもりであれば、別の誰かを演じることができるでしょう。しかし、当然ながら別の誰かになるわけにもいかず、取り繕うには無理のある状態に陥ることが必ずあるのです。

もし、目標となる何かに対して好印象を武器に突破できたとしても、後々、本来の自分とのギャップに苦しんだり、非難を浴びる結果になることもあるからです。


さて、私自身は非難を浴びるほどのことはありませんでしたが、自分で自分の首を締めてしまったような気持ちになったことはあります。

自分を大きく見せる。よく見せる。誇張する。
そうすることを強く促されたこともありました。

その度に、何か違うと首を傾げながら、世の中の理不尽さや自分の不甲斐なさまで深く考えこんでしまった時期があります。


結局、私は自分らしくないことは、できない。
そういう生き方は、できない。

ありのままの自分なんて格好いいものではなく、自然体でいることでしか、自分を感じることができない。
自然体の自分が好き。

そういうことを、学んだ気がしています。
そしてたまに、自分らしく居るだろうかと、考えるようにしています。




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