生きるために必要なことは、音楽が教えてくれた。
何となく、文章を書くのが好きだ。特別上手いわけでもないし、語彙力に長けているとも思っていないが、何となく書くことが好きだ。
それと同じくらい、音楽が好きだ。
日々の生活の中で大切な要素を挙げるとしたら、そこに「音楽」がある。
今の子はYoutubeがあって、好きな音楽をすぐに聞くことができて、いいなぁと思う。
私が学生の頃は、TVやラジオに配線して、カセットテープに録音していたりした。洋楽なんかは、深夜番組を予約して、次の日に観るのを楽しみにしていた。
幼い頃から、大人の言葉が耳に素直に入ることのなかった私は、日々の音楽に支えられていたと、今でも度々思う。
生きるために必要なことは、音楽が教えてくれた。
広く浅く、さまざまなジャンルの音楽を聴く。
ストレートな日本語の歌詞は、直に響いて、その時の自分へのアンサーソングになったりする。
歌詞のないクラシックやインストゥルメンタルなどは、描かれているかもしれない情景や、作者の思いなんかを勝手に想像して、涙が溢れたりもする。
曲としての素晴らしさのほかに、音を聴いて情景を思い描く想像力を与えてくれるのが、私にとっての音楽だ。
生きるためには、想像力が必要だと思っている。
イメージのないところに、未来は開けない。
違いを感じ、重なるものを見つける。
心地良さを感じる。
鼓動を感じるほどの熱い気持ちを持つ。
小さく奏でることもあれば、
激しく打ち付けるように響かせることもある。
その情景を思い描く想像力は、私を未来へ導く。
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