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一歩引いたところにいる、自分を感じること。

人の気持ちなんていうのは完全に誰かに伝わるものではないと思っている。

「当然」とまで言い切ってしまう理由は2つある。

1つ目は、価値観や感性が違うから。同じ言葉を聴いた人が3人いたとして、受け取り方はまさに三者三様となるわけだ。「完全に」というのは難しい。

2つ目は、伝える方の問題だ。
伝える側が、どれだけ「伝えるための情報」を手にしているかだ。手にしている情報が少なかったり小さかったりすれば、伝えることに対しての熱量が低くなる。よって、完全には伝わらないのだ。


一歩引いたところにいる、自分を感じること。


ああ、なんて冷めた文章を書くのだろう。

そう思いながら、やっぱり誰かに思いを伝えたくて、昨日も今日も、言葉を紡ぐのだ。

意識的にいろいろなものから、一歩引いたところに自分をおいてしまう癖がある。もしかしたら傷つきたくないのかもしれないし、ただ単に俯瞰したいだけなのかもしれない。
無意識のうちにそうしてしまう。だから癖なのだ。


そう。
このまとまりのない文章にも終りがあり、一歩引いたところにいる私は、早々にそれを閉じようとしている。

伝わらないことへの言い訳をしながら、
伝えたい自分に焦りを感じて、
冷めたふりをしながら、
呼吸を整える。

そう。
ただ、伝えたいだけなのに、伝えられない。
その言い訳を記していることに、いま気づく。

本当に伝えたいと思う人にこそ、
本当の思いは伝わらないのだと、
その言い訳を記していることに、いま気づくのだ。

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