見出し画像

『節分』ですね・・・。

みなさん、こんにちは。
次回、紫がたり 第二百三十三話 蛍(一)は2月6日(月)に掲載させていただきます。
本日は『節分』について。。。

本日はまさに『節分』ですね。
しかしこの本当の意味は『季節を分ける日』という意味です。
すなわち二十四節気のうちの『立春・立夏・立秋・立冬』がそれぞれ季節の始まりであることから、その前日が『節分』。
つまり節分は年に四回あるということになります。
春が最初に始まる季節だからでしょうか?
『節分=立春の前日』が一般的に認知されるようになったようです。
ですから、毎年必ず2月3日が節分というわけにもなりません。
時間の調整で閏年もあることですので、ご注意を。

豆(=魔滅)をまいて鬼を退治する。
というのが現在の節分の主な行事ですね。
恵方巻きなどは比較的歴史の浅い物ですのでややこしくならないようここでは記載致しません。
「鬼を祓う」という儀式は平安時代の宮廷行事『鬼やらい=追儺』がルーツとなっているようです。
元々は中国から伝わったこの行事は大晦日に行われたもので、方相氏と呼ばれる退魔の力を持ったものが鬼を追い払うという儀式です。
一年の最後に厄を落とすわけですね。
様々な思想や伝統がこの国の中で変容してゆき、現在もまだ変わり続けています。
クリスマスまで祝ってしまう日本人の寛容さゆえかもしれません。

さてさて、鬼は深夜丑寅の時間にやって来るということなので、午後8時~10時頃までに行うのがよいそうです。
我が家も気合いを入れて鬼を追い出すとしましょう。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?