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『光る君へ』第11話を観て・・・※ネタバレあり

みなさん、こんばんは。
『令和源氏物語 宇治の恋華 第百十三話』は明日掲載させていただきます。

第11話『まどう心』というタイトル通り、混迷してまいりましたね。
とうとう花山天皇が出家させられ、藤原兼家が摂政となりました。そして宮中の勢力図は大きく変わりましたね。
このことでまひろの父・為時は職を失います。

個人的な意見ですが、このドラマ段々観ていられなくなっております。
男尊女卑のこの時代、まひろが父の官職を得るために倫子さまを通じて左大臣を動かそうというのも度が過ぎたる愚かさです。
倫子さまの弁えているところがやはり身分高い貴族の北の方にふさわしい風格を感じました。
「摂政さまがお決めになったことは帝がお決めになったことなのよ」
倫子さま、仰る通りです。
そしてさらなる暴挙、まさか摂政の兼家に直談判するとは・・・。
兼家がこんこんと諭すのもご尤で理路整然。才女というまひろの噂もこれで帳消しになってしまいました。
台本に書かれている通りに演じる吉高さんがとても気の毒になりました。

そして先週の予告の切り取り、佐々木蔵之介さんが
「心当たりはないのか?」というセリフ。
てっきりまひろが子供を身籠り、相手は誰かと問いただしているのか、と思いきや、飛躍しすぎました。
婿になる男性に心当たりはないのか?ということでした。
道長を慕っていても、身分が低い故に北の方は望めないという現実を前に駄々をこねるまひろもちょっと見苦しかったですね。

今回衝撃的だったのは、帝の即位の御座に生首・・・。
そして出家した花山天皇の呪詛もまた禍々しかったです。
本日、第12話の放送です。
なんだかんだで兼家にまひろとの結婚を願い出るのか?
どーする、道長⁉

では、また来週☆


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