見出し画像

つまらないフリーランスか、おもしろいフリーランスか

「言葉の企画2020」に企画生として参加しているわたしが受講後に得たエモーションをnoteに記しているマガジンです。今回は第6回目。

振り返るのには早すぎる気がするが、もう今年も残すところ1ヶ月と少し、来年にはもうきっと前に進まなければいけないのなら、今、振り返りたい。

2020年は本当に不思議な年だった。

フリーランス3年目。人と出会ってなんぼのもんじゃい。って思っていたこれまでとは打って変わって訪れた、人と会わない1年間。

けれど、人と出会った回数とその繋がりの深さは、2020年が圧倒的だった。

いろんな仕事のご縁もいただいた。個人を取材してもらうこともあった。プライベートでも、たくさんの友達ができた。SNSでもフォロワーが増えた。

どれも皆、直接会って生まれた…というよりは、中には直接一度もあったことのない人もいるくらい。

人との出会いにおける多様性と可能性を感じる一年だったと思う。

自分で自分を固めてた、半年前のわたし

同時に、自分の可能性もどんどん広がった。今年の6月、言葉の企画第1回目。「自己紹介の企画」で出した私の課題。

小見出しを追加

今思えば、すごい凝り固まった自分自身の紹介だなって思う。「食」って軸が自分にはあれど、なんだろうか・・・凝り固まっている。

お皿にもぎっしり、詰まって、パンッパン。これ以上の可能性はないのだろうか、広がりはないのだろうか?っていうくらいパンッパン。

確かに半年前のわたしはパンッパンだった。

コロナの渦中、これからどうしようとか、何しようとか。目の前で目減りする仕事に焦りもあったのかもしれない。今までの自分のやってきた仕事にこだわりすぎて、このままだったらもしかしたら、つまらないフリーランスになっていたことだろう。

開放した、半年後のわたし

その半年後、言葉の企画第6回目を前に「未来の企画」で提出したわたしの課題。

79松浦裕香里_page-0001

お皿は空っぽ、その上には「食」で広げられるであろうあらゆる可能性を言葉にした。ここに並んでいる31個の「食べるで〇〇」は、きっとこれからわたしが広げていきたい「食」の企画や繋がり、そして発見だ。

「ワタシとアナタとアノヒトとアノコトとソノコト」には、今年1年で広がった人との繋がりや、目には見えないそのさきのモノごとの繋がりの意味を込めた。

転がることで、一緒に新しい可能性を「食」をとおして広げたい。そこで初めて、お皿の上のお料理が盛り付けられていくのだろう。と思っている。

で、これからのわたし

言葉の企画に参加してからの半年で、本当にいろいろなことが変わった。

PRやライティングの仕事だけが、わたしにできることだって思っていたけれど、それ以外にも講演会・ファシリテーター(もちろん全て食に関すること)・レシピ開発など、仕事の振り幅が本当に広がり増えた。

それはなんだか、自分のあらゆる分身が、日々色々な顔をして仕事をしているような感覚さえ覚える。これこそ面白いフリーランスなんだろう。

画像3

最初の一歩だったかも、って思う7月に行われた店舗さんとのインスタライブとメニュー連動企画

よく、恩師・阿部さんは「SNSは自分の分身」とおっしゃっている。そんな感覚に近いかもしれない。自分のできること、広げたいことの企画という分身をたくさん作り上げていく。そんな感じ。そこに限界だったり、制限はなくって軸をしっかり持っていれば、ブレる事なく、色んな可能性と繋がってトライしていくことができる。

そしたらこのご時世でも、自分の人生はもっともっと楽しくなるんじゃないか。

そんなワクワクでいっぱいになった。さあ、ここからまた半年後はどうなっているか。自分は「食」をとおして、どうみんなと一緒に転がって行けるのか。

あとは前に転がって進んでいけばいいだけだ。

他の方のnote購入やクリエイトに役立てさせていただきます◎