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純銀アイススプーン製作

こんにちは。コラボレーターのいたやゆかりです。
週末に、純銀のアイススプーン作りを体験してきました。
教えてくださったのは、銀師(しろがねし)の上川宗伯さん。
江戸時代から続く銀細工の職人を銀師(しろがねし)というそうです。


江戸時代までは朝廷や特権階級の持ち物や神社仏閣の装飾金具等に使われていた金銀製品が、江戸町人の経済力が高まり町人文化が最盛期を迎える元禄時代に広く一般的に普及したそうです。最初に工房で、銀の作品や作る過程について教えてくださいました。

実用品で美術要素がある日本独自の工芸品を「用の美」と呼ぶそうです。

様々な道具のほとんどが宗伯さんのお祖父様の代迄に作られた貴重なもの。今では道具を作る生業の方がほとんどいらっしゃらないとのこと。道具作りを生業にされる方が減ってしまっているのは、漆の世界とも共通しているようです。

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近くの会館に移動し、実際にアイススプーンを作ります。

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スプーンとして一般的に使用されている金属のステンレスやアルミニウムよりも、熱伝導率が金属で一番優れている純銀を採用することで、手の温度を素早くアイスの表面に伝えながらアイスを溶かすことができるとのこと。

実際に、氷に銀のスプーンをさしてみる実験を行いました。
銀の取手を20秒位温めて、氷の中に差し入れると、やわらかくスプーンが入っていくのです!!同時に、氷の冷たさが取手にも伝わってきて不思議な感覚です。

最初に、トンカチで銅板を叩いて練習をします。
模様の具合を観て、どんなスプーンにしようか考えます。
今回のワークショップのトンカチや道具は、上川さんの手作りです。

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大まかにスプーンの柄を決めて金槌で模様をいれていきます。

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割と簡単に模様を付けていく事が出来るので楽しいです。
平べったい銀の板状になっているところから掬う事が出来るようにするために、木の型に入れてくぼみを作っていきます。スプーンの口に入れる皿の部分が出来ていきます。

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最後は、手磨きで磨きます。磨けば磨くほどにピッカピッカになっていきます。少しくすんでしまった時には、MONOの消しゴムを使うのも効果的だとか!最後は桐の箱に入れてくださいます。

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記念撮影はつよぽんが撮影してくれました!!

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私は、家に帰りつくと早速、ハーゲンダッツのアイスを頂きました!

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硬いアイスも、手の温度が瞬時にアイスの表面に伝わる事で、食べやすい柔らかさになります。至福の時間でした。自分の周りの身の回りのもの。
1つ1つストーリーのある大切なモノに囲まれていく中で、自分自身や周囲へも温かく向き合う事が出来るようになれそうです。

銀師の上川さんの工房は、有限会社日伸貴金属さんです。

2月3日迄、伝統工芸青山スクエアで「台東区の伝統工芸品展」を開催しているそうです。

今回の企画は、日本の伝統を身近なものにするためのグループ「けにはれ」の「dentou庵」による主催でした。今後も、静岡でのお茶摘みや和菓子づくり体験、剣詩舞のリアル見学や体験等、色々な企画を考えられているそうです。「けにはれ」さんのページもチェックしてみてくださいね!

「dentou庵」は、リアルとオンラインが融合した仮想の街「シェア街」の拠点として出会いました。姉妹都市調印を機に、関係住民をしています。

それでは、本日も味わい深く素敵な1日をお過ごしくださいね。

サポートして頂いた暁には、その費用を次のコラボレーションの原資にしていく事で、より良い社会を創っていきます。 コラボレーターの活動を通して、社会的孤立感を無くしていきます!!