秋山ゆかり

戦略・事業開発コンサルタント。たまにソプラノ歌手。年間1000冊を超える本や漫画を読む…

秋山ゆかり

戦略・事業開発コンサルタント。たまにソプラノ歌手。年間1000冊を超える本や漫画を読む活字中毒。毎週面白い本を求めて本屋をうろついています。1児の母。公式HP http://www.yukari-akiyama.com

マガジン

  • BeautyTech掲載記事

    秋山ゆかりがBeautyTechに寄稿した戦略・事業開発関連の記事や監修・協力した記事を集めています。

  • 子どもの本

    子どもに読ませたいなと思う本の記事を集めています。(自分が書いているものを含む)

最近の記事

手作りの絵本を読む贅沢

手作り至上主義ではないけれど、手作りのものはとても好き。機械で作るのではないから、必ずしも同じものが出来上がらないところが好き。作り手のその時々の状況(体調、時間、技術力、予算…)によって、結果が変わるところも好き。 私は、効率化を追求しているイメージもあるようだけれど(そしてそれは否定しない。仕事や家事の効率化にとても熱心だから)、季節の手仕事は大事にしている。 例えば、お正月は、娘と一緒に祖母の家で大量の金柑と柚子をとった。それを一つ一つ丁寧に洗って、柚子ジャムにした

    • 秋山 ゆかり プロフィール

      戦略・事業開発コンサルタントをフリーで行っています。 もともとエンジニアでキャリアをスタートさせ、新しいものや技術が好きなこともあり、技術ベースの事業開発を数多く手がけています。 また、コロラトゥーラ・ソプラノ歌手として演奏活動をしております。芸術家としての活動をしていた時に、明治大学の阪井和男先生と出会い、新規事業における芸術思考の研究を明治大学サービス創新研究所で行っています。 詳しいプロフィールは、こちらをご覧ください。 お問合せやお仕事のご依頼は、こちらのペー

      • 無関心にならないこと

        年始の投稿には少し重い内容だが、年末にFacebookで友人限定投稿したところ、いいねがとても多くつき、友人からのコメントを読んで、年末にいろいろと考えた。そして、新しい年を迎え、「無関心にならないこと」を念頭に置いて今年を過ごそうと思ったので、友人向けの記事に加筆・修正を加えて、noteに掲載する。 ノーベル平和賞を受賞した人権活動家ナディア・ムラドさんの『THE LAST GIRL―イスラム国に囚われた少女の物語』を年末に読み終えた。 この本では、イスラム国に囚われ、

        • 恋には落ちたくないわ……

          映画監督としても知られるミランダ・ジェライの長編小説『最初の悪い男』。秋の夜長に読むにはぴったりの1冊だ。 主人公で語り手のシェリル。イタイ人だ。究極の断捨離「システム」を推し進めるなんて、私の周囲にはいてほしくないタイプの人。「毎日の手触りはつるつるになって、もはや自分で自分を感じられないような、自分が存在していないような気にさえなってき」ているなんて、この人の心は大丈夫なんだろうか!? こんな描写をするあたりに、ミランダ・ジェライらしさを感じる。映画監督でもあるので、

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          死と隣り合わせの誕生日会

          サンドラ・ビーズリー著『食物アレルギーと生きる詩人の物語』は、乳製品、卵、大豆、牛肉、エビ、松の実、きゅうり、カンタロープメロン、ハネデューメロン、マンゴー、マカデミアナッツ、ピスタチオナッツ、カシューナッツ、めかじき、マスタードにアレルギーを持つ著者が、アレルギーとの生活を綴っている。タイトルの、死と隣り合わせの誕生日会とは、誕生日会にデザートを食べた後、誰かが必ず「バースディ・ガールを殺さないでね」というところからきている。誕生日会には、ケーキがつきもの。サンドラが、アナ

          死と隣り合わせの誕生日会

          煩悩が多すぎて、世捨て人にはなれない

          前回、『極夜行』を読んだという話を書いたら、知人から、ぜひこちらも読んでみてと紹介された『ある世捨て人の物語』。 週末に高熱が出て、家に引き籠っていたので、これ幸いと読みふけった。夫が娘を連れて実家に帰ったので、久しぶりの一人の時間をこの本と共に味わった。 途中、熱が41度を超えて、意識がなかったけれど…… 3年前に子供が生まれてからは、自宅のある東京に囚われの身となっているが、昔はよくフラッと姿を消していた。 会社員時代、朝令暮改の役員の下で働いていたときに、冗談で

          煩悩が多すぎて、世捨て人にはなれない

          地球の果ての極夜を一人で過ごす

          今年読んだ本の中で、間違いなく私のめちゃくちゃよかった本ランキング3位に入るであろう角幡唯介さんの『極夜行』。 今年が終わるまでにあと2か月近くあり、年末までにはあと150~200冊は読むし、川内有緒さんの新刊『 空をゆく巨人』が出るので、「3位」&「であろう」と書いておく。 極夜――「それは太陽が地平線の下に沈んで姿を見せない、長い、長い漆黒の夜である。そして、その漆黒の夜は場所によっては3カ月から4カ月、極端な場所では半年も続くところもある」 娘が入院する病院の消灯

          地球の果ての極夜を一人で過ごす

          大好きな作家さんに触発されて

          2013年に、当時の担当編集Sさんから、川内有緒さんの『バウルを探して』(注)を「絶対に読んだほうがいい!!」と紹介された。 Sさんは、当時私が書き下ろしていた『考えながら走る』(早川書房、2013)の文章テンポが悪いため、この本で勉強するようにと紹介してくれたのだが、Sさんから言われたことはすっかり忘れて、原稿も書かずに『バウルを探して』を読みふけった。 当時のブログに、「こんなに深い12日間の旅を私は知らない」と感動したことや、「著者に会いたい!!川内有緒さんに会う機

          大好きな作家さんに触発されて