あの頃の私にメリークリスマス
ここ数日、ずーっと雨が降り続いていて。
今朝、久しぶりに青空を見た。
喜び勇んで洗濯物を外干しした
…んだけど、室内でさえ湿度80%。
これでは雨が降らなくても乾かない。
フローリングの床を歩く。
スリッパのペタペタ音がする。
掃除機をかけても思うほど猫毛も取れず。
エアコン除湿機能必須のクリスマス・イブ。
島の暮らしはあなどれない。
ところで。
先日どこかの記事で、こんな意見を読んだ。
「結婚生活がダメになる原因の大きなものは、男性が新しい家庭を実家と勘違いしていることが大きい」
なるほど、たしかにあるねと、夫に読み聞かせた。
夫は「あるねぇ。うちは、奥さんに実家と勘違いしてほしくてオレが色々やってるんだけど」と、嬉しそうに発言していた。
いい夫である。
気分を盛り上げるためと、11月からクリスマス・ソックスがこっそり準備され、「履くんだよ!」と。
ほんと、かわいいニンゲン。笑
私の育った家庭では誕生日やクリスマスを祝う習慣がなかったので、聖夜に対する思い入れがもともと薄く、夫の「クリスマスだよ!ケーキ焼くからサンタさんとかツリーのトッピングしようか!」というニコニコ笑顔の提案にも「イチゴだけでいい」と素気なく答えてしまう。悪気はないの、ほんと。ごめんね。もちろん、こんなことで凹む彼ではないが。
そんなイブの朝、コーヒーを飲みながらtwitterを見ていたら、流れてきた西原理恵子さんのリツイートを見てしみじみしてしまった。高須クリニックの広告漫画なんだけどね。
このハニーちゃんの気持ち、
私も同じだなって。
あの頃、一所懸命生き抜いていた自分に
「メリークリスマス」と伝えたくなった。
こんなにしあわせな未来があることを
愛に包まれて暮らしていることを
まったく知らないあの子に教えたら
どんな顔をするんだろう。
どなたさまにも穏やかな夜となることを祈って。
Merry X’mas:-)
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