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2020年11月1日に文殊山登山をした我が子との記録をまとめた振り返りの日記です。

我が子は心臓に病気のある娘です。慢性心不全をもっています。
自然が好きな家族のもとに生まれてきました。
一緒に山に登りたいね~と会話の中から出てきました。
娘の呼吸が辛くなるといけないので、低めの山が良いよね。
強心剤の点滴にトラブルが出た場合は3時間以内に病院へ走らないといけないので、1時間くらいで降りれる山が良いよね。
今の時期に登りやすい手ごろな山はないかな。

もちろん、登山にはリスクが伴います。しかし、私たち家族は日頃からリスクを過度に意識することはありませんでした。命を与えられた瞬間から、私たちは大きなリスクとともに生きてきたからです。リスクを常に気にしていると、娘は病院生活を送ることになっていたかもしれません。

そして、私たち家族が娘と充実した時間を過ごせる環境を築けたのは、退院後からオレンジホームケアクリニックの皆様のサポートがあったからです。リスク管理は専門家に任せることで、私たちは娘との時間を最大限に楽しむことに集中することができました。

当日、娘の体調はばっちりでした。どこかへ行くと分かると嬉しそうに体全体で喜びを表現してくれます。縁5歳5か月、妹2歳3か月とサポートしてくれるみなさんと一緒にさぁ出発です!息子5か月は麓でお留守番。

文殊山登山へ出発するときの様子

主人が縁と酸素ボンベと点滴合わせて15kg以上を担いで頂上まで登り切りました。普段から登山に慣れている主人でもきつかったようです。

ずっとおんぶしてもらえて嬉しい娘
文殊山山頂からのながめ

大きなトラブルもなく楽しく登山することができました。大きな達成感を家族みんなで味わうことができたのも、支えてくれるみなさんとお陰です。本当にありがとうございます!

一緒に登った増永英尚さんが動画を作成してくれました!




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