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ハッピーになる。

困っていることがあったら、それを無くしたいと思うのが人情であります。

アニマルコミュニケーションのセッションでは、いわゆる問題行動のご相談を多くいただきます。

何で吠えるのか聞いて欲しい。
吠えないように言って欲しい。

そんな感じです。

かつての私もそうでしたので、お気持ちがとてもよく分かります。

分かりますが
吠えないように言っても、犬は吠えなくはなりません。

何故ならば、その行為(吠えでも咬みでも、破壊行為でも)は他の選択肢がある中で、その犬が一番それをやりたいと思って行なっているからです。

やりたいというのは、それ以外の選択肢よりも良いという意味です。

癖や習慣を「うるさいからやめてね」と人間都合で言っても、「分かりました。やめますよ」とはなりません。

ではどうするか?

何故それが起きているかの根本原因にアプローチするのです。

解決方法は犬が知っているわけではないので、犬と話しながら、ガイドに手伝ってもらいながら、飼い主さんと話しをしながらのセッションになります。

困っていることを無くしたいなら、根本を変えて行く必要があります。

体調の話しで言うと、目に見えていることだけを消しても、根本が変わっていなければ、また何かがどこかで発生します。

吠えることや咬むこと自体はすぐには消えません。

口輪をして吠えなくしても、外したらまた吠えるでしょう。

根本とは人であり、人と動物との関係であり、日常生活であり、その動物の種としての本能を学ぶことであり、満たされていないことを満たし、余計なモノを排除することです。

その子によってその原因は違うでしょうし、改善へのプロセスも異なります。

根本原因を見つけて、それに対する行動を始めたら、動物との関係性の改善はもちろんのこと、実は人間も楽になってくるのですよ。

問題行動そのものは犬にとっては幸せな状態ではないことの発露です。

ですから、それが無くなっていくということすなわち犬がハッピーになるということです。

潜在意識で人と動物は繋がっていますから、愛犬がハッピーになれば飼い主さんもハッピーになっていきます。

逆もまた同じで、飼い主さんがハッピーなら犬は当然ながら超ハッピーです。


アニマルケアカウンセラー 高野 縁(たかのゆかり)
https://ameblo.jp/yukari-touchheart/




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