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プラス思考・プラス言葉であふれる学級経営✨

学級の子どもたちと過ごしていくなかで、非常に自信がない子や何でもマイナスにとらえてしまう子はいませんか?

しかもそういう子が学級の中で影響力を持っていて、それを

大きな声で口に出してしまう

と学級経営上、よろしくないな~と困った経験はないでしょうか?

私はそういう経験は低学年高学年関係なく何度もしていまして、例えば、本当に自信のない子が多い学級になったりすると、子どもたちがやるぞ!やるぞ!となってくれると思って提案することを

「えー!絶対無理!」
「自分にできるわけないし!」
「なんで、そんなのしないといけないの?」

などと、究極ひどい時には言われたりするわけです笑。


きっと、そういう経験をされたことのある先生方は多いと思うのですが、
私はいつもそうなった時には気を落とすのではなく、

「そうか、今年の学級の子たちはマイナス思考の子が多いんだな。じゃあ1年間をかけて意識を変えてあげていかないといけないな。」

と思って学級経営のアプローチを考えていきます。

そんな時にやっていた実践の1つを紹介させていただきます✨

「コップに半分水が入っています」

と言ってそのイラストをかいたり、写真を見せます。

スライドで作ってもいいですね。

子どもたちは不思議そうな顔をしますが「ちょっと待ってね」と言ってさらに黒板にこう書きます。

一斉に一生懸命考えはじめます😊

「さて、ここの(   )にはどんな言葉が入るでしょう?」
と尋ね、子どもたちからいろんな考えを出させてひろっていきます。 

そして…

うん、やっぱり今はスライドで作っていいですね。

「言葉って不思議なもので、少し変化させるだけで、物事を良い方向に考えることができるんだよね。なので今日はみんなで、プラス言葉に変化させる練習をしていこう!」

と言ってワークシートを配ります。

【内容はこんな感じです】
① 難しそうな算数の問題を今から解く。
② クジではずれちゃった。
③ 発表でまちがえちゃった。
④ 試合で負けちゃった。
⑤ ろう下で転んじゃった。
⑥ 先生にしかられちゃった。

ここから先は子どもたちがそれぞれに考える時間を与えて、後は全体でプラスの考え方が出来ているかどうかを出し合って確認していきます。

これはやってもらうのが1番いいんですけど、本当に盛り上がります✨

そして1つの答えだけじゃないので、

「ぼくはこう考えたよ!」
「この考え方もよくない?」

などと色んなプラスの考え方が出て

「あ~なるほど!」
「その考え方もいいね!」

と色んな考え方を認めながら進めます✨

この時間は本当に楽しくて、子どもたちも“プラスに考える”ということがどういうことかを一緒に練習していくなかで身に付けていきます。

授業自体はこれで終わっていいのですが、その後大切なことは、
日常生活の中で見逃さず、プラス言葉を言った子がいたら、その言葉を取り上げたりしていくと、学級の中にはプラス言葉、プラス思考がだんだんあふれるようになってきます✨

マイナス言葉があふれる学級だったとしても、私はこういう取り組みを繰り返しながら学級がマイナス発言ばかりにならないようにしていました。

この取り組みはTOSSランドで見つけたものなんです。
はじめは大変な学級を受け持っていた時に見つけて参考にさせてもらいました✨その後も必要な学級の時には行いました✨

そして今回はこのワークシートを下記に入れておくので、必要な先生は使ってみてください😊

ちなみにワークシートをゲットする良さは、他のお題でも作り替えることができますのでおすすめです!

みんなで考えると色んな考え方のパターンが出てきておもしろいですよ😊

↓ ↓ プラス思考ワークシート ↓ ↓

どこかでお役に立てますように😊✨

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