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育休3回経験した私が、育休中の方々との場をつくる機会を迎えるにあたって

今週末、地域の育休中の方向けの90分のイベントを任せてもらうことになりました。

私は、この2つをテーマにのぞみたいと思っています。

◆復帰後のありたい姿を、お一人お一人がより具体的にイメージしていくお手伝い
◆地域でのゆるやかな、つながり

1.心構え

3回育休を経験し「育休のエキスパートだね!」なんて言っていただけることもありますが、育休が明けて7か月。会社での仕事、家庭での生活、大切にしたいつながり、学びたいこと…揺れに揺れながら生活している私。

今の私が、育休中の方に関わることで貢献できることって何なのだろう?

3回目の育休中に企画した育休仲間との対面&オンラインのお茶会での経験、当時抱えていたモヤモヤ、そして、復帰してから感じていたこと。書き綴っていた一年ほど前のnote記事を見返しながら、考えました。

私自身、日々試行錯誤していたこと。揺れに揺れながらも、様々な人と出会い、そこからの学びや気づきに導かれてきたこと。その時その時のテーマを設定し、自分の変化を楽しみながら過ごしていたことを、改めて思い起こしています。


ただ、当時の自分が欲しいと思っていたような場が、他の人にも同じように求められているのかは、分からないという前提で始めたいと思っています。

育休中と一言で言っても、みんなきっとそれぞれで、家族構成も、周りの環境も、今までの経験や復帰後の仕事の内容、時間の使い方も、大切にしたいものも違うはず。

それぞれに今回のイベントに求めてくださっていることは違うと思います。

復帰経験者の経験談を聞きたいと思ってくださっている方がいるとするならば、私が経験したり、考えたことを、どの程度の範囲で、抽象度で表現すると、役に立つものになるのだろうか。

一例として、あるエピソードを具体的に伝えることで、何かを感じ、考えるきっかけになれることがあるだろうか。

もしかしたら、私が全く想像していないモヤモヤを抱えていて、それを聴いてもらう場所を探していた方もいるかもしれない。


そんな想いを巡らせた中で、「私ができること」×「今、この時期に『育休』をテーマにしたイベントに申し込んでくださった参加者の皆さんが求めていること」って何だろう?と考えて設定したのが冒頭の二つのテーマでした。

◆復帰後のありたい姿を、お一人お一人がより具体的にイメージしていくお手伝い

※(私もそうだったように)復帰すること自体へのモヤモヤがあるのであれば、そこについても寄り添えると良いなと思います。

◆地域でのゆるやかな、つながり

今回は少人数なので、お一人お一人のお気持ちや考えを聴く時間を長くとれそうです。まずは互いに安心して話せる関係づくりから。

当日、皆さんのお話を聴きながら、私が話す内容・量や、表現の仕方は微調整していけると良いなと思っています。私自身がその場に集中できる下準備、大事。


2.参加者の皆さんとやってみたいこと

復帰後の姿をイメージしていくにあたっては、
自分自身の活動に目を向け、復帰に向けた生活の変化について、具体的に考えるきっかけ。無理なく、楽しみながら変化させいくきっかけとなるような個人ワークとシェアタイムを考えています。


今回、ワークでやってみようと思うのは、私自身、復帰前のモヤモヤが募った時期に行い、頭の整理に役立った、こちら。

「今の生活のタイムテーブルを詳しく(できればTODOレベルで)書き出してみること」
「復帰後の生活のタイムテーブルを予測して書いてみること」

結構なエネルギーを使う取り組みですが、時間を決めて一緒に取り組む仲間がいれば、集中して取り組めるのではないかと思っています。

↓こんな流れで進めてみようと思います。

① 最近の標準的な生活のスケジュールを書き出す。

・自分の今の生活を詳しく、客観的に見てみる。
 (ToDoレベルまで落とし込む)
・自分が大切にしている活動。自分を保っている行動は?
・復帰後も必要な活動。大切にしたい行動を見い出し、色分けする。

・「活動」=活発に動くこと。活発に働くこと。
・「活発」=元気で勢いのよいさま。また、勢いよく盛んであるさま。
・「行動」=実際に体を動かして何かを行うこと。
      <明鏡国語辞典 第二版 より>

②復帰後の生活を予測したタイムテーブルを作る。

※(復帰に対してモヤモヤがある場合)自分がこうであったら良いなと思う一日のタイムテーブルを作る。

・自分でコントロールできる時間、人との調整が必要な時間、決まった時間帯に合わせることが求められる時間がどれだけあるのかを確認。
・自分を保つ行動のために時間を確保できるか。
・大切にしたい活動に、どれだけの時間が使えそうか。
・何を調整し、どうバランスをとるのが良さそうか。

※2回目以降の育休の方がいらっしゃれば、その方の復帰経験談や、私の経験談なども、一つのヒントになるかもしれない。

③ ①と②を見比べる。①→②に変化させていくために必要なことを考える。

・極力、自分や家族にとって無理のない、ゆるやかな変化を求めてみる。
・楽しみながらできる工夫・方法を考えてみる。


⇒参加者同士で考えたことや感じたこと、他の方に聴いてみたいことを、シェアする。

⇒それぞれの残りの育休期間のテーマ設定につなげていく。


3.どんな90分になるかは、やってみないとわからない

一人一人のモヤモヤに寄り添いながら、話を進め、共通のワークに集中して取り組んでみたら、一人一人が自然と自分の今や復帰後の未来に目を向けている。参加者同士、対話を楽しんでいたら、自然と次のアクションにつながるような気づきや学びを得て、道筋が浮かび上がっているっていうような90分を勝手に想像するけれど。

きっと、参加者の皆さんそれぞれがお持ちのものを持ち寄ることで、今の私には予想しえないような、様々なスモールハプニングがありながら、90分が作られていくのだろうなと思います。

共に過ごした時間を通して、自然とつながりたいなと思い合う方がいらっしゃって、ご近所同士でゆるやかにつながるきっかけになれるとしたら、ラッキーです。

おわりに

正直、「未だ見えていない誰か」、でも、「きっと私が育休中に経験した何らかの経験と同じような経験をされている、自転車で行ける距離にお住まいの誰か」のことを想像しながら、こうして自分のことを振り返り、考えながら、正直に、ありのままの自分で、何ができるのだろうかっていうことを、一つ一つ言葉にしていくのはしんどい。…けれど。

自分にとって必要なことだなと思っています。

普段の生活では出会えない人と出会い、オープンでフラットな関係性で対話をしながら、一緒に場を作っていくことの楽しさ、豊かさは、私にとって何にも代えがたいことだと知っているので…。

当日、その場を私自身がリラックスして、心から楽しめるように。


もう一息、踏ん張って準備してのぞみたいです。

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