見出し画像

「決めること」を積み重ねた先の未来へ

何か一つ決めるだけで、先の見通しがついて、それまで動かなかった物事が進むようになることがある。

そんな経験、何度もしていきているはずなのに、何も決められない、動けないっていう時がある。

どこかで、怖さや迷いを感じている。

何かを決めると、他の選択肢を失ってしまうのが怖い。

今のそこそこ満足な状態が、その一つの決定により変わってしまうのが怖い。

もう元には戻れないという怖さ。

より良い選択肢があるのに、自分の未熟さ故に間違った選択をしてしまうのではないかという迷いや足踏み。

誰かに迷惑をかけてしまうのではないかという怖さ。

他の選択肢を否定してしまうような気持ちになって、何かを、誰かを傷つけてしまうかもしれない。そして、自分自身が傷つくんじゃないかという怖さ。

単純に、分からない。面倒くさい。決めることに集中しきれない。

誰かに決めてほしい。私が決めなくても、誰か決めてくれるんじゃないか。

怖さや迷いだけではない感覚もある。


何のために「決める」のか。

自分自身で、自分の未来を動かすため。
誰かと共に動き、自分の周りの未来を動かすため。
決めることを恐れている孤独な自分との向き合いから一歩、進んで、誰かと共に未来を描くため。

怖れなくても、「決めること」は出来るかもしれない。

あいまいな部分を残してもいい。間違っていたら元に戻ってもいい。未熟なところは早く気付けた方がいい。

他の可能性を否定せずに、今の私の考えるベストは、これだって「決める」ことだってできるはずだ。


きっと私はこれからも「あいまいなこと」の多い世界で生きていくのだろう。
絶妙なバランスで保たれている様々な関係性の中で、一つずつ自分と向き合って、出来る限りの想像力を導入して、この選択が誰かにとっての最善でもあると信じて。
「決めること」を増やし、誰かと共に、より良い未来へと歩みを進めていきたいと思っている。

「決めること」は、その時の自分と自分の周りにいてくれる人たちのベストを、考え尽くすこと。

その一踏ん張りを、積み重ねていきたい。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?