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育休お茶会①~保育園入園のモヤモヤ・不安を語ろう~

はじまりの経緯

3回目の育休。2年間のお休みをいただいた私は、育休中のチャレンジとして、東京都北区赤羽にあるコミュニティCafe「いろむすびCafe」でのボランティア活動を始めました。

詳しくはこちらの記事にて。
<産後、自信を失くした私が、育休中に踊り出した話>
https://note.com/yukari_m1211/n/n495443058c38

2020年5月より「いろどりカルテ」ワークショップを仲間と共に企画し、オンラインにて実施。ファシリテーターの挑戦もしました。

「いろどりカルテ」とは、NPO法人彩結びの有志による「いろどりライフデザイン研究所」で企画・開発した、自分のバランスを8色の彩で可視化し、強みや課題を知るツールです。自分と向き合う・仲間づくりのワークショップに活用されています。

過去の育休中にも感じてきた、何とも言葉にできないモヤモヤを私自身が感じている中で、育休中のママとつながって話したいという思いもあり、2020年11月、お茶会を始めることにしました。

お茶会を始めるきっかけの一つになった、私の学びはこちらから
https://note.com/yukari_m1211/n/nc1e600a3eacc
(九州で踊る仲間たちと学んだ、プロデューサー養成講座、第2回レポ)

コロナの影響を受け、オンラインは初めの1回のみ。残りの8回はオンライン開催で全9回、毎回テーマを設定して開催しました。自由参加で、常連のメンバーもいれば、スポットで参加してくださる方もいらっしゃったこのお茶会。どの会についても、また、全体を通じても、とても実り多き、楽しい会になったと感じています。

さて、それでは、初回のお茶会について、レポートします。

「保育園入園のモヤモヤ・不安を語ろう!」

いろむすびCafeで開催した初回には、既に赤ちゃん連れでお仕事をされているママにもご参加いただき、3組のママ&赤ちゃんにご参加いただきました!

~皆さまとのお話を、一部ご紹介します~

◆保育園、どのように選びましたか?

・子供が長い時間を過ごす保育園、保育してくださる先生方に注目した。
・先生方が楽しそうだと、安心して子供を預けることができる。
・園長先生と直接お話をして、保育方針やカリキュラムに納得したので、申し込みを決めた。
・子供の特性に合わせて、大切にしたいポイントを考えた。
(活発で運動が好きな子どもに合わせて、園庭が広く、沢山遊ばせてもらえる園を選んだ。)
・自宅から無理なく通える範囲で、大切にしたいポイントを満たす園に絞り込んで申し込んだ。

・・・

◆保育園に預けることで、子どもと過ごせる時間が短くなることへの寂しさ。どうしよう、どうしてる?

・子供を自分の仕事に付き合わせてしまっているような罪悪感を感じることもある。
・まずは一時保育を利用してみる等、子どもと離れる時間を少しずつ作っていくのも良いかも。
・ママもリフレッシュの時間が必要!
・朝起きてから登園まで、降園から寝かしつけまでしか一緒にいれなくなる。身支度・食事・お風呂、その他家事…
やることも沢山ある中で、ゆっくりと向き合う時間が取れるのだろうか。
・登園・降園時の道草、降園時の公園遊び、一緒に外にいる時間をコミュニケーションの時間と捉えて楽しんでいる。
・保育園で同世代のお友達と一緒にいれる時間は、子どもにとって大切な時間だと思う。
・保育園で発達に合わせた玩具などを使って遊ばせてもらえるのがありがたい。家ではなかなかできないことも経験させてもらっている。

◆保育園に預ける以前に、いかに働くか、にモヤモヤしている。

・出産前と同じ働き方をすることは厳しい。
(子どもの生活リズムや保育園の送迎を考えると、早朝出社や残業は厳しい。
夫婦で休日が異なる場合の保育園の活用の仕方も課題…等。)
・今所属している組織に、個人の変化を受け入れてもらえる環境・体制はあるのか。
・自分の仕事が好き。できれば今までの経験を活かせる仕事がしたい。子育てと両立して仕事ができる環境を求めたい。
・仕事と家庭のバランスを崩した時、何のために働いているのかが分からなくなって、自分にとって何が大切なのか、改めて向き合いたいと思った。
・・・

あっという間の1時間。
「保育園」がテーマで始まったお茶会でしたが、最後には、自然と「働き方」「仕事」へと話題が移ってきました。
皆さんそれぞれの、お子さんを大切に想う気持ちと、仕事への想い、両方を感じることができました。

いただいたご感想

◆育休中の皆さんとじっくりお話する機会が今までなかったので、皆さんがどんなことを考えているかを知ることができて良かったです。

◆皆さん同じようなことを考えていたんだなと思いました。これをきっかけに、外に出る機会を増やしたいです。

◆皆さんのお話を聞いて、自分の悩みや課題と向き合うことができました。
外に出てみること、人の考えを知ること、自分と向き合うことのきっかけになれて、とても嬉しく思います!


自分で初めて一から企画し、緊張しながら迎えたこのお茶会。
参加者の皆さんが、事前に参加のお申し込みをして、カフェまで足を運んでくださったこと。
そして、モヤモヤや不安な大切な想いを、口に出して共有していただけたことに、私自身も、とても勇気をいただいた第1回でした。

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「育休お茶会」は、途中で「育休を踊る会」と名前を変え、2021年3月まで隔週で全9回開催しました。

定期的に開催する中で、参加者の皆さんと共に歩んだ、育休から復帰への道のりを、今後も記事でご紹介していければと思います。

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