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(5)自営業妻、集客を学ぶ。目から鱗の1年半。

このブログは、「集客を頑張る自営業妻の日々」のブログです。

経営、税金、金銭面で苦労したこと、子育て、夫の親との同居、癌、脱サラから現在に至るまで私がしてきたこと、現在もしていることなどを綴っています。

今回は第5話です。

バックナンバーはこちらから
第1話➥自営業の夫婦は、雇用関係ではなく、ビジネスパートナーという考え方
第2話➥夫が突然「仕事を辞めたい」と言った日|自営業の妻への最初の1歩。
第3話➥私が探していたのは40代夫の仕事。転職そして自営業の妻へ
第4話➥夫の退職、癌、手術、開業、私は自営業の妻に|激動の1年間

出会ったのは”Youtuber”?

今でこそyoutubeを頻繁に利用していますが、当時の私はほとんど利用していませんでした。どういう使い方をしてよいかもわからないし、変なところをクリックしてしまって、何か変なことになったらどうしよう…という理由で触らない、ある意味典型的なタイプでした(笑)。
 
もともと講演会など直接講師から話を聴けるような場に出かけるのは好きでしたが、ビジネス系の講演会に行こうと思ったことはありません。
自分の仕事の技術を磨くため、子育てについての講演会やワークショップなどに参加したことはありました。

ある日、夫から「本部から『こういう動画があるよ』っていうメールが来たけど観る?」と言われました。
私は「FC本部が紹介した集客のための動画」と認識したのですが、後から聞いたところ「動画で話している人が私の仕事に近いから、私の仕事の参考になるのでは?」と思って話したそうです。
 
なぜか教えてもらったURLからはその動画を観ることができなかったのですが、そのタイトルから調べて、その方の違う動画を観ました。
 
その内容は、これまでの私が全く触れてこなかった内容でした。
2016年8月が終わる日のことでした。
衝撃でした。
そこから2,3日は夜遅くまでメモを取りながら動画を何本も見ていたと思います。
 
自分たちはこういうことを全く知らないまま開業したんだなぁ…ということを実感しました。
夫はともかく、それまで数年間自営業をやっていた自分が知らないってどうなん?と自分にツッコみたくなりました。

言い訳をさせていただくと、私の仕事の師匠は「集客学ぶなんてとんでもない!理論と技術さえしっかりしていれば、人は必ず来る」という方でした。
それを素直に聞いていたので、師匠のように来ないのは自分たちの力不足だ、と多くの弟子たちは感じていたし、その状態に師匠はじれったくも焦りを感じていたのも事実でした。

集客を学ぶ

私は「自分の仕事のため、(ついでに)夫の仕事のため」という理由で受講を考えていたので、どちらの収入がない中で受講費用を出すのに相当悩みました。しかし何も知らないでこのまま過ごしていても変わらないと思い申込み、2017年1月から東京に月1回受講する日々を送りました。

何も知らないところから入っているので教わる度に新鮮で、自分なりのアイディアが湧くのは楽しかったです。
周りの方からもいろんなことを教えていただきました。
本当にがむしゃらな毎日を送った1年半でした。
学生時代の部活か?と思うくらい全力で駆け抜けた印象です。

この時間は、自分たちの売り上げを上げていくのにはとても必要な時間でした。なかったら今頃どうなっていたかと怖くなる時もあります。

反面、反省することも多々あります。
一番は自分の体を過信して省みなかったこと。
また書くことがあれば、この辺りも書きたいと思います。

夫との温度差・伝わらないイライラを超えて

私は受講生とともに沢山のことを学び、実践しようとする。

しかし当初は私の説明が拙いのもあり、夫が慎重なタイプでもあるので、施策を提案しても最初はほとんど受け入れてもらえませんでした。

「売上がないのだから、やみくもにでも実践したらいいじゃない!」と熱くなっている私と、集客の知識はないものの経費と結果を考えるとどうしてもいい返事ができない夫。受講した熱が伝わらないもどかしさがありました。
 
私はとにかく経費がかからなくてできることを手あたり次第やってみました。その施策をやる本当の意味がわからずやるので、うまくいかず悔しい思いをしたこともあります。

そうしたギスギスが少しずつ薄れてきたのは、結果が出始めてから。
「夫婦の間でもプレゼン(やりたいことを根拠をもってきちんと伝えていくこと)をすること」
「結果を出すこと」
の大切さを実感しています。

もちろん、夫にも様々なタイプがいます。
うちと違って、提案を面白がってすぐに実行する夫さんもいるかも。
ただ、うちの場合は、結果的に真反対なタイプで良かったと思います。

「何か思い切ったことをする時」も大事
「何でもやってみること」が大事
「やる施策を選ぶこと」も大事
「ブレーキが上手いこと」も大事

きっと、それぞれのタイミングもあります。
いろいろな条件はあるけど、説得するのに一番近道なのは、
「結果を出すこと」
じゃないかと考えています。

「結果」の設定

結果を測るのは売上でしょうか?
それでもいいとは思います。
うちの場合は「反応」でした。

例えば、毎月100万円売上たいとしたら、一件あたり10万円の売上が目標としたら、毎月10件前後で達成できます。

それは売る商品によっても違うし、利益をどれだけ出したいという視点もあるし、自分一人でやるにはこれが上限だから、という理由もあるでしょう。

夫は以前管理職だったこともあり、数字に強い。
一件あたり〇万円、それが〇件あれば売り上げは達成するという計算は最初から立てていました(現在はその目標を上方修正しています)。
しかし、電話は鳴りません。

まずは反応を増やすことを目標としました。
そのための施策をしました。
学んだことをひたすら実践してみました。

そんな訳で、
学ぶ前の2016年の年間売り上げと、昨年2019年の年間売り上げを比較すると、320%増となっています。
ドカン!と売り上げが上がる方がインパクトは強く、憧れるのですが、うちはゆ~っくり少しずつ上がっていっています(笑)。

「結果」のその先へ

育ち盛りの3人の子どもがいるので、今よりはまだまだ売上げをあげたい気持ちは大きいです。

でも、当初の転職の目的である「夫自身が自分の時間を持てること、子ども達との時間を持てること」が年間を通じては達成できていません。

いわゆる繁忙期は、以前の会社勤めのような状態になることも多いです。

働き方を改革しながら、売上も上げていく・・・理想ですが実現したいです。

ここまでは、1話から5話までは、自分の経験した道を書きました。
以降は、自営業の妻ができることについて、実践中のことも交えながらアレコレ書いていきたいと思います。

第6話は、近日中にアップします^^
最後までお読みいただき、ありがとうございます<(_ _)>

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