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仏人彼氏との今後について考える

こんにちは、Yuccaです。
2017年からフランス人の彼氏と交際して6年目になります。
付き合ってからなんとか毎年会えてはいるものの、一緒にいれた期間はおそらく交際期間の4分の1もいっていません。
私は今年で27歳の代になり、今後どうしようかな、と考える機会が多いので今回はそれについて綴ってみようと思います。

フランスか、日本か

私は2017年に1年間フランス留学を経験しており、フランス語は日常会話なら差し支えなくできます。
彼は2018年に10カ月間日本に留学しており、且つ、彼の母親は日本人なので日本語は同じく日常会話なら差し支えなくできるレベルです。
私はフランスが好きだし、彼も日本が好き。

では、将来どちらに住む? ということになります。
お互いがお互いの国が好きなので決まらない、プラスに考えると選択肢が多いのです。

私は性格的に日本よりフランスのほうが合うと感じます。
自分の気持ちをストレートに伝えたり、人との距離が近かったり、多様性の集団で、政治に積極的なフランス人を見るといいなと感じます。
日本での働きづらさや、日本で住みたい街があまりないこと、などなど多角的な視点からフランスへ住むことに興味があります。
日本は日本でいいところはもちろんあって、公共の場が綺麗で、ご飯が美味しい。
ただ、日本は教育費が高いので、将来的に子供はフランスで育てたいという気持ちがあります。
そこで問題になるのが、仕事です。

フランスでの就職難易度

私は都内の私立大卒、且つ留学経験があり、グローバル展開する日系メーカーでの4年間の就業経験があります。
現在はWebデザインの勉強中で離職中ですが、先日ゆるりと転職活動を開始し、Web業界に行く、と思いきや色々ありまた日系メーカーで仕事を探しています。
フランスでの就職も視野に入れましたがそこで壁となるのがフランスでの就職難易度の高さ。
日本よりも学歴社会と言われているほどです。
なので私がいくら海外で有名な日系企業で経験を積んだとて有利なのはフランス語ネイティブのフランス人。私はフランスの学校を卒業していませんので。
もし行きたいメーカーがだめだったらフランスの大学院進学も考えてはいますが、現状は未定です。
メーカーを受けてみて、だめだったらフランスの大学院に行こうかな、という風に選択肢や可能性を広めてみている、といったところです。
でも将来的にフランスに働きながら住みたいのでそのスキルアップに向けてWebデザインの継続的な勉強だったり、英語・フランス語の勉強を今から頑張っておこう、と思っています。

周りの同級生と自分を比較して苦しんだ日々

私は母親が早くに結婚・出産していることから、私も早くに結婚したいと思っていました。学生の時は、22~23歳の時に結婚したいな、、なんて思っていました。しかし4年制の大学を出ると卒業するのが22歳。理想と現実はかなり乖離していました。もちろん、時代が変わったこともあります。
そして当時は特に仕事でやりたいこともなく、早くに結婚・出産して仕事しない人生がいいな、、、なんて思っていたりもしました。

それは、今もですがロールモデルがいないから。

今の日本社会は、女性も働いて、そして出産もして、と言わんばかりな気がします。それが私にはあまり想像できなかった。
ですが実際に社会に出て働いてみるとキャリアって積むのに時間がかかります。1年だけで一人前になる、なんてことは絶対にありません。
当初は3年働いて、結婚してフランスに行けたらいいな、なんて漠然と考えましたが肝心なのは"フランスに行く"ことではなく、"フランスに行った後になにをして生活するか"です。たったの3年日本で働いて、フランスでどうにかなるとも思えません。

そして、私たちの関係の発展を一番阻んだのは新型コロナウイルスでした。
国境を越えることさえ許されなかったのです。
そしてエンジニアの彼は新型コロナウイルスの影響で仕事探しに難航し、約10カ月かかってフランスで仕事を見つけました。
そもそも社会人経験のなかった彼と早急に結婚する、なんてことはできなかったのです。

それが、なんとも辛かった。

国際遠距離で1年に1回しか会えないし、
新型コロナウイルスの影響で会うことさえ許されないし、(実際には会えたのですが)
将来どうなるかもわからないし、
会えないから関係も発展しないし、
社会人経験がほとんどないからどちらかが移住ということも考えられない。

そして、周りの同級生はどんどん進展してゆく。
私たちよりも交際期間が短いのに、同棲したり、結婚したり、家を買ったり、子供ができたり。
なんで私たちの関係はこんなにも進まないのに、周りはどんどん進むのだろう。日本人同士なので当たり前だし、比較対象でもないのですが早くに結婚したかった私は焦る一方でした。本当につらかった。

でも、26歳になり、結婚はそんなに焦ってするものではないし、焦ってしても今後長い将来で苦労するかもしれない、と考えたらそんなに焦らなくてもいいのかな、と思えるようになりました。

遠距離が生み出してくれていること

一見悪い面しかない遠距離ですが、いい面もありました。

・こんなにも長い期間会えなくても毎日メッセージ・電話でやりとりができているので、この関係は今後も永遠に崩れないという自信
・お互い実家暮らしなので、お金を思う存分将来のために貯蓄できているということ
・早く一緒になりたい、という気持ちで前進できている
・自国で一生働いて暮らす、という概念から解放されていること

私たちは同い年のカップルですが彼の精神年齢が圧倒的に高く、そして楽観的で物理的な距離はあっても、どんな時も支えてくれる。
そんな彼とならこの先も楽しく、仲良く暮らしていけるだろうと考えて日々の遠距離を乗り越えられています。

最後に

お読みいただき、ありがとうございました。
一日でも早く彼と一緒になれる日を夢に見て、精進したいと思います。

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