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【R. シュタイナー『魂のこよみ』】6月第4週/夏至

第12週  聖ヨハネ祭の雰囲気

世界の美しい輝きは
否応なく 私を向かわせる 
この生が持つ
 神的な力を
魂の奥底から解き放ち
世界へ羽ばたかせるように
私自身を手放し
ただ ひたすら身を委ね 
世界の光と熱に 自らを探し求めるように

”Zwölfte Woche  Johannes-Stimmung”(Steiner, 1912)
訳:yuka ogiso

私の中の太陽よ

闇の支配する夜も
分厚い雲の奥で
白く燃え続けた 熱い光よ

この世界の 眩い輝きは
紛れもなく 
お前そのもの

雲はいつしか消え去り
あんなに憧れた 高い空で
私は世界の懐に
安心して全身を委ねる

もう大丈夫 怖いものはない
ただ ひたすら 
光の中で


※Rudolf Steiner,
Anthroposophischer Seelenkalender:52 Wochensprüche
Rudolf Steiner Verlag, Dornach(Schweiz)
1912-1913/2016

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