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【R. シュタイナー『魂のこよみ』】4月第4週

第4週

「これこそ まごうことなき 私の本質」
感覚は そう言うと,
太陽の照らし出す世界で
溢れる光と ひとつに重なる。
その明るさ 温かさを 思考に贈り,
人間と世界とが ひとつになるよう 
しっかり 結びつけようとする。

"Vierte Woche"(Steiner, 1912)
訳:yuka ogiso

光の洪水!
木々の緑はいっそう輝いて,
私の細胞の隅々までを 透明にする。

渇いていたんだろうか。
いくらでもいい,染み込むままに

思わず目を閉じても 瞼を透き通す
光は 明るく 温かく 

まどろんでいた感覚が
柔らかく伸びをして 上へ横へと広がり

やっと 思い出させる
私と世界とがひとつであったことを。


※Rudolf Steiner,
Anthroposophischer Seelenkalender:52 Wochensprüche
Rudolf Steiner Verlag, Dornach(Schweiz)
1912-1913/2016

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