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【R. シュタイナー『魂のこよみ』】7月第4週

第16週

内なる精神の贈り物を 守りぬくよう
予感が 私に厳しく命ずる──
神の豊かな賜物が
魂の奥底で実を結び
自分たることの果実をもたらすように

”Sechzehnte Woche ”(Steiner, 1912)
訳:yuka ogiso

世界の鮮やかさに気を取られ
つい忘れてしまう

答えは 他ならぬ私の中にあり
有無を言わさぬ確かさを持って
つねに輝きを放っていたことを

外の白熱に目が眩んだ日も
内なる光に目を背けた夜も

それだけが持つ 唯一の輝き
私が私であることを証す 明らかなる根拠

このかけがえのない恩寵を
抱きしめて生きなければならない


※Rudolf Steiner,
Anthroposophischer Seelenkalender:52 Wochensprüche
Rudolf Steiner Verlag, Dornach(Schweiz)
1912-1913/2016

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