この夏の甥っ子絵本

離れて暮らす甥っ子たち(6歳と3歳)が田舎に帰ってくるときは、絵本を何冊か彼らの寝室に置いておきます。

(図書館の本と私の本とごちゃまぜに、小さな絵本ラックに入れて置いておきます。)

今回の絵本はこちら

『じゃぐちをあけると』

(しんぐうすすむ / 福音館書店)

じゃぐちをあけると みずがでる。

じゃあ、そのみずにさわると？

たたくと？

コップをあてると…？？

みずはどう変化するのでしょう。

見開きの真ん中にじゃぐちから出る水が真っ直ぐ流れていて、そこから形が変化する水がページをまたいで溢れ出します。

贅沢にページを使っていて、とてもダイナミック。

読み終わった後は、実際に試してみたくなりますよ。

甥っ子(6歳)は、
「ほんとにそうなるんかなぁ？」と言って、キッチンで試してみることに。

じゃぐちのみずを

コップにあてるとすべりだいになり、

コップの上にあてるとみずのふうせんになり、

スプーンをいれるとうちゅうせんになり……！

「ほんとだ〜！！」

と喜んでいました。

大人もびっくり。
(ほんとに絵の通り！)

見ても試しても楽しい、科学絵本です。

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新宮晋(しんぐうすすむ)さんは彫刻家で、風や水で動く立体作品を創り続けています。

絵本は、他にも文化出版局から出ているアートな美しい絵本や、最近だとポップアップ絵本も出ています。

自然のエネルギー、美しさを知り尽くしている新宮さんだからこそ描ける世界がそこにあります。

また他の絵本も紹介できるといいな。

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2014年にできた、新宮さんの作品を常設展示した風のミュージアム(兵庫県三田市)☟

風のミュージアム

とっても気持ちよさそう。

行ってみたい〜。

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今回の他のラインナップ

『トマトとなすときゅうりのなつ』

こどものとも年中向き 2019年8月号

(木村晃彦 文・小池壮太 絵 / 福音館書店)

『14ひきのあさごはん』

(いわむらかずお / 童心社)

『わたしとあそんで』

(マリー・ホール・エッツ / 福音館書店)

『おやすみなさいコッコさん』

(片山健 / 福音館書店)

『ラチとらいおん』

(マレーク・ベロニカ / 福音館書店)

『はっぱ きらきら』

ちいさなかがくのとも 2015年8月号

(多田多恵子 ぶん・山本尚明 しゃしん / 福音館書店)

今回はすべて私の本棚から。

偶然にも福音館推しに。すみません……

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