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与えられた宿命は天から配られたカード

宿命は自分で変えられないもの。運命は自分で変えられるもの。

どこの国に生まれたか。男女どちらに生まれたか。どの親のもとに生まれたか。いつの時代に生まれたか。そんな自分で変えられないものは「宿命」。どこの学校に通うか。どの場所に住むか。いつ結婚するか。それともしないのか。仕事は何をするか。そんな自分で決められるものは「運命」。

宿命と運命を履き違えてしまうとちょっとややこしいことになるわけで。ネイティブインディアン、ホピ族の格言らしいのですが私の好きな言葉があります。「変えられるものを変える勇気と変えられないものを受け入れる広い心とそれらを見分ける知恵をありがとうございます」見分ける知恵こそまさに算命学じゃない?!と一人興奮したのを覚えています。

さすがにこの年令になると(アラフォーです)勢いとかやる気とかだけで人生全てが思い通りになるわけじゃないと実感しているわけです。別に悲観もしていませんし結構幸せですけど。けれど「持ってる・持っていない」ってやっぱりある。

私の場合は恋愛に困ることはなかったです。中学校時代は恋愛に興味がなく高校は女子校で部活に夢中だったからやぱり恋愛に興味がなく、高校を卒業後に初めて彼氏ができてからは常にいる状態。・・・なんて言うといかにもモテた自慢のようですが初めての彼氏とは6年続き、その後付き合った人と結婚して今に至るので数がいたわけではなく長続きしただけです。でも長続きしたわけで「相手が見つからなーい」という悩みは抱えたことがない。その代わりといったらなんですがお金に余裕があったことはないです。

スキルも特にないし高給取りではない。高校卒業したら実家を出て一人暮らし。自分で選んだ道だけどお金が貯まる要素がなく。趣味にオシャレにお金をかけられる同世代を見ると正直羨ましかった。東京に実家があったり堅実な職業に就いていたりして経済的な悩みがない人もいるんですよね。他にも食べても太らない女がいたり(羨ましい)友達が多かったり家族が仲良しだったり。

「持ってる」ことに対してはついそれが当たり前の感覚になってしまい、「持っていない」ことに対しては痛みや不満も募るもの。

宿命は「カード」で人生は「カードゲーム」です。与えられた手札をどう使っていくか。やるかどうか自体問われません。自分の持っているカードを知らないまま物心ついた頃にはすでにゲームが始まってるのです。後天的に配られるカードもあります。その時々でいかに効率的に展開するか。

占いは自分の持っているカードを教えてくれます。シビアです。でも有利なカードを持っている人がサクサク進められるかと言うとそうとは限らない。切り方を間違えれば終わり。逆に使えないカードだらけに思えても切り方次第では一発逆転も狙えるわけです。ドラマティックな人生を歩んでる人って割と不利なカードだらけだったりします。

「ゲームに参加しない」という選択肢はないのです。生きているんだもの。でもどうせ生きるなら自己最高記録を更新し続けたくないですか?

持っていないカードも世間体に照らし合わせると不利な要素でしかなくても持っていないという時点で自分にはそもそも不要だったりするので実はないこと自体で困ることって案外ないんですね。自分を困らせているのって分の悪いカードそのものではなく一般常識や周囲と自分の思い込みです。

「カード」そのものは宿命「カードの使い方」が運命。カードを知る方法のひとつが占星術。与えられたカードは受け入れましょう。受け入れることから自分の人生が本当にスタートします。

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