見出し画像

コロナ終息後の世界の動向

今世界はコロナショックによって、「格差社会」の問題の深刻さが改めて浮き彫りになっている。
「21世紀の資本」では所得格差が拡大し続けている事が提起されていた。この所得格差拡大により中間層が減り、”ポピュリズム”や偏った政治を生み出し、経済は麻痺している

日本もその例外ではなく、むしろコロナショックによって喫緊の問題になっている。こういった流れの先に何があるのか?
今世界が注目しているのは「公益資本主義」という考え方だ。この考え方はステークホルダーとの関係を見直す事で、富の再定義と富の再分配を行おうというものである。

日本に関して言えば、高度経済成長の様にモノ大量に生産し、消費する時代は終わった。つまり、経済成長する為には無形のモノに価値を付けなければいけなくなっており、AIやビックデータなどがその代表例である。無形のモノは情報だけではない。

ESGのSocial”社会的な意義”を持つビジネス、福祉、教育、環境問題改善、新興国援助などの「人を思いやる」事で得られる「信頼」も含まれる。

なので、富という定義が「高価なモノを身につけている」から「高度で繊細な情報を身につけている」もしくは「人の為になるビジネスのノウハウを持っている」などの様に目に見えにくくなってくる。
ましてや、「高価なモノを身につけている」などの従来の富は石を投げられる時代になるかもしれない。

大切なのはこれからくる時代の価値観を受け入れるという事。疫病が流行った後の世界は価値観が大きく変わりやすく、それについていける人とついていけない人とで明確に分かれる。
人間が作り出した文明は最終的に自然の摂理に帰結するのかなと思ってる。

その頃には自分は恐らく生きてないやろけど。後世の子ども達にとって平和な世界が訪れる事を切望する。そして、今自分は先人達が努力してくれたおかげで贅沢ができているという事を忘れずに、より良い地球を後世に引き継ぎたいなと思う。

全人類が平和に暮らす為にはそういった責任感が必要なのかなと感じている。

最後まで読んで頂きありがとうございます。
スキとコメント宜しくお願いします🙏

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?