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人は悲しいくらい忘れてゆく生き物

なんて、フレーズのミスチルの曲を聴けば、また涙が出てきた。世界はコロナウィルスで蔓延してるこの外的環境下で、私たちはひたすら家にいる。「ステイホーム」が合言葉で、星野源が即興で作った曲に安倍総理が乗っかるだけで、大ヒンシュクを買ったくらいの荒れ果てた世の中。星野源の貰い事故感は否めない。

そんなわたしの環境も変わった。ずっと頭を悩ませていた、彼との関係にもピリオドが。きっかけはそう、言うまでもなく、このコロナウィルス。単刀直入に言うと、「もう、ちょっと疲れた」。

この気持ちが、わたしの口から、別れようの一言を吐き出させてくれた。その数日間、彼との思い出に浸り、(それくらいいいよねって自分を褒めてた)緊急事態宣言なんてまだ出てない環境だったから、友達に会うことで気を紛らわす。家に帰ってくると、また思い出を思い出すんやけどね。

そんな数日間を過ごし、ついに緊急事態宣言が出て、仕事も休業に。あ、これはまずいな。もっと思い出が思い出としてフル稼働するんじゃないか?嫌な予感がしていたんだけど。

そんなことはない。人間ってすごい。女性ってすごい。今でも、彼との思い出は家中至る所にあるのに、もうあれは、ただの思い出にしかない。

そんな時流れてきた、YouTubeでのミスチルLIVEのtomorrow never knows。この1年、悩んできた自分を褒めてあげよう。悲しいくらいに、忘れていく生き物だから、いつかまた、びっくりするくらいに、人を愛することが出来るだろうから。

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