ゆるやかに始まる親の過干渉。でも、いつでも止められる。

年末年始で本を書く。つづいて第5章を書きました。
親が過干渉をやめて、子どもが自分で決められるようにしておく

私も母親なので、自分の子どもは自分のものであるという感覚、分からなくもないんです。自分の胎内で育ち、自分の力で世に出し、自分の母乳で生きてきた子。断乳するまでは、もう、これ、ほぼ私なんじゃ??って思っていました(笑)

それが年長さんくらいまで大きくなると、言うことを聞かないのがしんどくなってきます。大先輩ママは「子どもなんて言うこと聞かないのは当たり前」と笑うけど、まっただ中の私は笑えない。片や、子どもを野放しにしているママもいるけど、私はあんな性格を持ち合わせていない。そのゾーンのママは多いと思います。

そしてゆるやかに過干渉は始まります。

「こうすれば綺麗に折れるよ」
「こっちを先にやっておくと二度手間にならないよ」
「汚れるからこうしようか」
こうすればいいを先に教えてしまうママ。

「ママが言った通りでしょう?」
「ママがダメだって言ったでしょう?」
「ママがいいって言ってからね」
全てママの指示待ち、コントロール下に子どもを置こうとするママ

そんなつもりはなくても、こんなセリフ言っていませんか?
私も言っていましたねー(笑)
言わなくなってから子どもは自立しましたね。
子ども同士で遊んでいる時に上記のセリフそっくりな言い回しで言う子どもがいます。家でそう言われているんだろうなーと察します。

例えばしつけは世代間で伝達します。厳しく育てられた人は、自分の子どもも厳しく育てる。当たり前ですが必ずというわけではありませんよ。相関関係があるということです。これを聞いて思い当たることがある人もいますよね。私もそうでした。今は年を取り丸くなりましたが、私の父は非常に厳格な人でした。

そして、もう一つ言えること、これは「自分の代で変えられる」ということです。虐待のような特殊な例でなくても、悪習慣は変えられるんです。「これって行きすぎかな?」と気に病んでストレスになるくらいだったら、その瞬間にそれを止めればいいんです。
「これって虐待?」自分の行動をそう感じている時点で、多分、あなたは疲れてる。
疲れている人が多いです。疲れるくらいだったら、子どもを信頼して放置! それが私のアドバイスです。

この辺については「おわりに」で書く予定なので、気になったら買って読んでね。本ができたら。

ではでは。


参考文献

幼児の自立としつけについての親の意識

1人でできる子になるテキトー子育て

子どもを叱りつける人が知らない5つの原則

イラスト、お借りしました。かわいい^^

追記

1月16日本が完成しました。


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