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中高生のためのスケジュール管理マスターガイド:手帳で人生が変わる3ステップ!

文章力養成コーチの松嶋です。中高生も指導しています。中高生の指導では、メインになる作文、小論文の指導はもちろんですが、スケジュール管理も教えています主に手帳でのスケジュール管理なのですが私が過去に勉強したこと研究したこと反映させていますので今日ちょっとそのコツを。

初心者のための3つのステップ

おそらく人生で初めて「スケジュール帳」を手にする中学生に対し、3か月ごとに区切ってステップを踏みます。4月はじまりが多いですが、いつから始めてもOKです。

1 最初の4か月 手帳に書き込むことに慣れる

まずは、期限のある提出物や、定期テスト・学校行事など決まっていることを書き込んで行きます。大人にとっては、すごく当たり前のことですが、これを子どもがする衝撃的な効果が想像できるでしょうか?
「来週の月曜日までに○○を提出」小学校時代は頭で覚えるしかなかったんです。これを手帳に書き「見える化」する、人としての大進歩をスケジュール帳の上で体験するのですね。

2 次の4か月 1週間の目標と予定を立てる

時間を意識する習慣を身につける段階。これも大革命です。たしかに、学校には「今年の目標」だの「今月の目標」だの書いてあります。「クラスの目標」もあるでしょう。そこには、比較的抽象的な言葉で「自ら学び行動できるようになろう」「積極的に発言しよう」というような言葉が掲げられています。でもそれはその子が決めたことではありません。しかし、自分のスケジュール帳に書く目標は「自分の」目標です。しかも「今週の」!
例えば、「英単語テストで80点以上を取る」「読書感想文用の課題図書を読み終える」「大会に向けて筋力アップ」などの目標を書く。これを見開き一週間のページの目に付くところに書き込むわけです。毎日これを目にする習慣からくる効果はどれほどのものなのでしょうか。興味がありますね。

3 最後の4か月 1週間を振り返って来週の目標を立てる

キタコレ!(笑)おそらく、小学生では一度もしたことがなかったであろう「PDCAサイクル」の登場です。目標を振り返り、できたかできなかったかを考える。できたのはなぜできたのか、できなかったことはなぜできなかったのか。これを考える機会がここにはあるわけです。

成功の秘訣「2つの設定」

手帳について、中学生に次の2つを決めてもらっています。

「手帳を開く時間と場所」
え?そこ?と拍子抜けした人は、おそらく……ご自身がスケジュール帳の管理が苦手なのかもしれません。自画自賛になりますが、私も、そして私の周囲のスケジュール管理が上手な人の特徴として「手帳を開く時間と場所が決まっている」このルールを感じます。
ちなみに、私は「起床後にデスクで」です。

アプリを使うのは?

最近の中高生はスマホを持っている確率が高く、スケジュール管理もスマホが便利そう。ところが、スマホのあの狭い画面では、スケジュール管理とPDCAサイクルを思い描けないんです。紙の手帳でそれができるようになり、スケジュール管理とはどういうものか、PDCAサイクルを回すとはどういうことか分かってから、デジタルに移行した方が、断然良いのです。
手書きのメリットもあります。時間がかかることです。考えることに時間を使う。若いうちは、それがいいんです。

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