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心配するな、きっとうまくいかないから

イケボの楠木さんの本。せっかくのイケボなのに、オーディブルで違う人が朗読してた。ま、この人の朗読も良かった。ちょっと笑いを含んだセリフも楠木さんっぽかったし。

私は概ね自己肯定感が高く、だいたいうまく行くと思っているし、うまく行かないものはどう頑張ってもうまく行かないから、それは仕方がないと思っている。でも、何かうまく行かなかった時は、やっぱり悔しいし、反省するし、落ち込む。
他の人が自分よりうまくやってのけていると、私なんてまだまだだと凹んでしまう。が、いつまでもくよくよ悩むタイプでもない。頑張っていればそのうちできるようになるさ、そういう思考回路の人間だ。
一般的にはレジリエンスが高いというタイプ。落ち込んでも回復力がある感じ。

ところが、なんというか、体力が低下しているせいか、最近、結構気分がふさぐ。
ホリエモンさんの面白いショート動画があった。人間、体力があるとポジティブになれるという話。

そんな感じで、最近、免疫力アップ法とか勉強しちゃっている私。弱っているな。

そんな時に、楠木さんのこの本を読んでいる友達がいて、面白いと言っていたので、読んでみた。そもそも物事がうまく行くなんて思っていない。だから、凹まないし、傷つかない。

みなさん、がんばりすぎていませんか?
そんなに心配することはありません。なぜなら、そもそも仕事で自分の思い通りになることは、ほとんどないから。この元も子もない「真実」を直視して、成功の呪縛からもっと自由になろう。そうすれば目の前の仕事に対し、もっと気楽に、淡々と取り組むことができる。
絶対主義者の著者が実践してきた「普通の人のための」思考のストレッチ。

本書紹介より

先日も、体が弱っているところに、やっぱりしんどいことがあって、ふう、参ったな。こんな時に……と感じていた。
で、この本を読書中だったことを思い出して、もう一度表紙に書いてある言葉を音読してみた。

心配するな、きっとうまくいかないから

なるほど。そっか。そうだよね。だって、私がやるんだもん。ははは。
急に脱力。そしたら、心配事だったものが嘘のように消えた。

期待するから、裏切られた時につらいんだよね。
上手くいくはずだと思うから、違った時につらいんだよね。
それでいいと思っているから、抵抗された時につらいんだよね。

だったら、うまくいかないことを前提に生きる。
このマインドチェンジはすごい。

ほとんどの人の気持ちが楽になる考え方じゃないかな。

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