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見通しがあると、今がんばれる

父は今リハビリ中なのだけど、
「はい。次はあそこまで歩いてみましょう」
「はい。次は歩行器なしでやってみましょう」
と言われた時

「もうやだ」

となる。そこで
「そんなこと言わず、もう少し頑張りましょう」
というのは、ちょっと違うのだという。

プログラムの全体像が分からない状態で、
「これは、いったい、いつまで続くのだ」と不安になり、
認知症状も相まってこうなるのだから、
全体像を示してあげればいい。

今日は5つのプログラムをしますね。

などと、全体の数や回数を示してもいい。全体像が見えると人は安心するのだ。山登りもそうだよね。もし、何メートルの山か分からない状態で、ただただ「もう少し頑張りましょう」と励まされても、不安でしかない(笑)

同じことが受験に関しても言えると思う。
今、頑張っている受験は、人生全体の何なのか。この山を登るのに1本道しかないのか。ここを通過しないと人生終わりなのか。歩いて行って行き止まりだともう人生終わりなのか。そんなはずはないよね。その道だけの見通しじゃなく、もっと高いところから見て、見通しを立ててみよう。そうすると、今、がんばれると思う。

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