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人間、本当に困ったら助けを呼ぶんだな

長いこと、学校の運営連絡協議会に所属している。いわゆる地域と学校の会だ。入学式や卒業式に、保護者より年上な、地域のおじさん、おばさん来てるでしょ?あれ(笑)

学校と地域の会って言っても、今までは割と形式的なところがあった。お互い、どこか遠慮しているような。他の地域も、差はあるけどそんな感じだったと聞いている。

ところがここ何年か、特にコロナのあと(終わってないが)特に人手不足で本当に困っているらしく、割と密な関係になりつつある。

部活の顧問が足りないので、地域でそれが得意な人に。
不登校支援のサポートが足りないので、地域で。
地域のイベント、例えば、お祭りや防災訓練で、高齢化による人手不足で、中学生にボランティアを。

そんな動きが本格化してきた。
そして、これがまた、思ったより効果的なのと、何より副産物的に良い結果を生んでいる。
一回ボランティアを経験した中学生がやりがいを感じて卒業しても地域のイベントに参加することもある。
不登校支援だって、本物の先生より、子供にとって、第三の大人の存在は大切な存在になるだろう。

人間、本当に困ったら助けを呼ぶんだな。そして、それが、本来、人間のあるべき生き方なのかもしれない。

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