完全に任せないと、仕事が増える
例えば、後輩のAさんに仕事を引き継ぐとする。不安を覚えて、完全に任せる状態にないと、結局、引継ぎ後も様子を見ることになり、かえってすることが増える。
もちろん、軌道修正ができないほど、間違った方向に進んでしまってはいけないから「分からないことがあったら聞いてね」とは伝える。しかし、任された方は、分からないことだらけで、逆に伺うレベルがつかみにくい。
また、完全に自分のコピーロボットのように、翌年も言われたことだけを忠実にさせるのは、ナンセンス。自分以上の人間に育たない。引継ぎ後は自分が所属していた時以上に部署を育てることで、初めて自分が楽になる。
会社勤めじゃなくても、例えば、PTAや自治会の引継ぎとか、次の世代へのお祭りの申し送りとか、そういうところでも、そういう現象は見られる。
引継ぎ時に仕事が増えるような任せ方は、そろそろ卒業したい、任せ下手な私の今日このごろ。
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