見出し画像

自己啓発本は賢くなくても読めるように書いてあるから楽なんだ

私は一時期、めちゃくちゃ自己啓発本にはまった時期があった。
一回目は上京してすぐ。そして二回目はカツマー時代だ。
勝間塾にいた時は、毎週のように分厚い課題本があったので、レゾナンスリーディングやら、グループで章ごとに読む方法やらで、楽しんで読んでいた。

自己啓発本は、気づきを教えてくれる本。気づかせてくれる本ではなく、著者の気づきが書いてあり、読むことでその気づきを疑似体験できる。でも、自分で撮りに行った気づきじゃないんだよね。身銭も本代しか切ってない。

そして、大好きだった小説も読まなくなり、私はかたっぱしから自己啓発本を読んだ。そして、賢くなった気でいたのだけど「久しぶりに小説でも読んでみるか」と本を開いてびっくりした。
なんだこれ!? 難しいぞ!?(笑)
私は本が読めなくなっていた。
目で追えなくなっているイメージ。全然頭に入ってこない。
文章が高尚過ぎるようにも感じた。
例えば日常を描いた小説なのに。

老眼か?脳の老化か?
それもあるかもしれない。でも、最近、ある動画を見て、驚いた。そこに答えが書いてあった。

ちょうど、この前、忙しさを理由に本を読まないのは違う!みたいな記事を書いたばかりで。

そしたらちょうど、そんなことを書いた本を開設した動画に出会えた。運命を感じる。

講師は望月りん先生(小4)

現代の若者は、タイパ重視。何せ、曲のサビまで1,5倍速で聞くというのだから、どんだけせっかちなのか。
そして、読書はつらいんだよ。つらい。じれったい。
なかなかサビにたどり着かない。

ところが、自己啓発本は違うという。サビを先に語ってくれる。そして自己啓発本というのは、言い方は変だけど、自己啓発したい人の、つまり自己啓発できていない人のための本だから、分かりやすく書いている時点でもう、なんというか、文章的にはレベルが低い。そう、中学生でも内容が分かる感じ。難しい言い回しは出てこないし、嫌がられるからしつこく繰り返したりもしない。立ち止まって考えようとか、何度も繰り返そうとか、文字で言ってても、読んでる方は倍速だ。

私もそういう本、そういう読み方に慣れてしまった。

この動画の原作本はこちら。

そもそも原作本を読まずに、さらに要約動画を見ている時点でもうやばい。私。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?