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料理でコントロールを取り戻せ!

私、ずっと忙しすぎて、毎日やらなければいけないことに振り回されていたんですね。しなくちゃいけないことが山盛りで、毎日それをこなしていると事業の方は進んで見えるので「頑張ってますね」なんて言われたり。でも、こんなに毎日フル回転で生きているのに、自分の人生を生きていない感覚もあったりして。

仕事を1つ辞めて、やっと自分が何をしているのか、行程がしっかりと見えるぐらい落ち着いてきました。時間に余裕ができたので、今日やらなくってはいけないことだけでなく、10年後、20年後のためにこれをしておくかなというところまで考えられるようになって、やっと自分の人生を生きてるかなっていう気になっています。

その中で、ここに3年くらいやっていなかった、ぼたもち作りをやったんですね。熱々のあんこを練りながら「私、こういうことが好きだったのに、やる時間なかったんだ」とか「そういえば、料理ってすごいな」と思いました。

私の保護者会でも、子どもにイライラするくらいなら、お母さんは料理の手を抜いていいって話します。でも時々、やっぱり料理ってすごいな、後回しにしちゃいけないなと思うことがあります。
やはり自己コントロール感が半端ないと思うんですよ。他の事って100%自分のコントロール下に置くって、無理じゃないですか。私は自営業者なので、ほぼほぼ自己決定権があるんですけど、それでもやっぱり仕事っていうのは人間がお客さんなので、お客さんの心まではコントロールできませんよね。でも料理って、100%コントロールできるんですね。いつやるか、どうやるか、何を作るか、誰に食べさせるか、まるっとコントロールできるんです。

もちろん働きながら子育てしているママにはそんな余裕はないかもしれません。チンして出すだけでも精一杯というおうちもあるでしょう。でもそんな時にこそ、料理にフォーカスしてみてください。全てが自分の支配下にあることが分かって、何をどうすればいいのかも自分次第で、めっちゃ自己肯定感上がりますよ。

安いか高いかで言ったら、手作りの方が高い時代。手作りは時間もかかるしね。でも、そこには「コスパ」で切り捨てられない素晴らしい要素が隠れている。コントロールしている感覚です。

あんこもお餅も作るの大変じゃん!
と思ったらこちらのレシピを。

今年、この方法で初めて作ったんですが、めちゃくちゃ楽でした。いつもはうるち米(普通の米)ともち米を半合ずつ入れて炊いて作っていたんですが、そうするともち米をまず買わなくちゃいけなくて。スーパーなどで売っているもち米の最小購買量が2キロなので、それを買うと、ぼたもちを作った後のもち米の使い道にちょっと困るところがあったんです。けど、この方法なら、むしろこの時期にありがちな残ったお餅を利用できるし、いいですよね。
私はあんこが好きなので、よく作るんですが、これからはあんころ餅を作る機会も増えそう。あんこはたくさん作っても冷凍できるので、思いついた時にあんころ餅が食べられる。素敵!
あんこはこの場合は市販でも OK なくらいなので、まずは自分のコントロール出来る範囲でやってみるといいと思います。自己肯定感上がりますよ!

ちなみに、ぼた餅は、あんころ餅の春の呼び方です。秋はおはぎというように呼び名が変わります。ちなみに夏は夜船、冬は北窓です。ぼたもちはお餅をついて作らないため、臼と杵を引っ張り出してきてつくお餅とは違い、いつついたか分からない。夜の船は、暗くていつ着いたか分からない、北側の窓は月(つく)が見えない。そんなことは言葉遊びも素敵ですよね。

ちなみにちなみにですが、私も「ろんどなー」という名前でクックパッドにレシピを掲載しています。今の時期、このレシピにアクセス数が多いです。簡単なので、良かったら作ってみてくださいね。自己コントロール感を体感しましょう!

関西の方はこちら!生のヤングコーンをひげごと巻いてあげるだけ

ヤングコーン、東京だとなかなか売っていないんですよ。すぐ手に入る関西圏の方、うらやましい。

大阪のスーパーで。これは愛知県産。なんで東京まで来ないんだろう。

旬の材料で自分のコントロールで料理作って、自己肯定感上げてみてくださいね!

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