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ゆか先生と考える 読書感想文

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教育現場にもAIが導入。そんな時代だからこそ、読書感想文の意味、意義を改めて見つめ直したい。 読書感想文指導歴30年越えのゆか先生こと、私、松嶋有香と一緒に考えませんか。 読書感…
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#読書感想文

文章では、どもらない

よく、自分の権威を表すために、その仕事に費やした年数や、関わった顧客数などを語る時がある…

YukaMatsushima
2週間前
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バージョンアップした心で生きていく2学期が楽しみだね

毎年、読書感想文の指導をしているけど、子供たちが仕上げた作文を読むたびに、よくぞここまで…

YukaMatsushima
10か月前
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素敵なものを見つける特別な目の育て方

それでは行ってきますね そんな感じだった。 この夏も読書感想文指導をしているけれど、恐竜…

YukaMatsushima
10か月前
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段落を制すれば文章はグッと良くなる~紙芝居に例える~

私は、小学生、中学生、高校生、そして大人まで文章の指導をしているけど、段落に関しては、全…

YukaMatsushima
10か月前
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7つのステップで読書感想文を書く

読書感想文の季節です。今日も、受講生が自分の読書感想文を完成させて見せてくれました。1年…

YukaMatsushima
10か月前
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その本を読んだ理由を書かなくてもいい~読書感想文の罠~

読書感想文を指導していると、10人中8人ぐらい、このパターンで書いてくる子がいます。学校か…

YukaMatsushima
10か月前
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型の罠

毎年、読書感想文の書き方を指導しています。 学校で指導されるのでしょうか……、毎年、変な言い回しが続出。 典型的なものは書き出し。 というもの。「型」ですね。 「型」というものは、書きやすくなりますし、本来は良いものなのですが、そこで思考停止になってしまうというワナがあります。つまり、埋めたら終わり。そんなことをしていては、自分の気持ちの深掘りなんて、とてもできませんよね。 でも、この「型」をくずすことで、急に深く考えられるようになるんです。 今回のコツは「自分」を主語に

「すごい」を言い換えるだけ

この時期、読書感想文の指導をしています。 どの学年もですが、「すごい」という言い回しの使…

YukaMatsushima
10か月前
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思いました連発事件

読書感想文は、感想を書く文なので、まあ、感じたこと、思ったことを書くわけです。なので、必…

YukaMatsushima
10か月前
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子どもに誘導尋問をしないコツ

この夏も読書感想文講座を開いている。夏休みの課題だということは分かっている、早く仕上げた…

YukaMatsushima
11か月前
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読書感想文指導のたった1つのコツ

昨日は、文京区教育委員会主催の読書感想文講座で話をしました。 なんで、親に読書感想文の書…

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自分が寝ている時にも働いている人がいると思える想像力はどこで育まれるか

絵が素敵! 子どもが本を選ぶ時は、そんなインスピレーションで選ぶ子も多いと思う。 この本…

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写真集でも読書感想文は書ける

読書感想文を書くときに、あらすじを利用して文字数を稼ごうと思っている人は多いかと思います…

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読書感想文課題図書を国語の先生が読んでみた『ふたりのえびす』編

ふたりのえびす 国語の先生として語ると、この本の文章が「入試問題」に適切だって瞬時に分かった。文章が向いている。青森の図書館員さんの方が書いた本。やっぱりね。 入試に限らずこういう本の文章の読解問題というのは、登場人物の心の変化を「本文中から」論理的に推測する問題なんだけど、その場合、誤解が生じては困るよね。そういう意味でこの本はとても良い。文章がストレートでひねくれていない。読解問題として、とても良いってことは、子どもたちにとっても、言葉から感情を読み取る良い練習になるっ