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『もっともっと』病から抜け出す

『心に折り合いをつけて うまいことやる習慣』
昨日に引き続き、こちらの本の余韻に浸っております。
この本を出版された時は、89歳だったようですがもう今は90を超えてもなお、現役の精神科医さんだそう。

この本を一通り読み終えて、特に印象に残ったワード。
【もっと、〇〇なら。もっともっと、△△だったら。】
と思えば思うほど、不満を感じるようになるということ。

この、もっともっとって欲。ポジティブに考えれば、向上心がすごく強くていいんじゃない?!って受け取れる。
しかし、私が感じるのは今のままでは、全くダメ。って言われてるように感じる。
もっとって事は、常に何かと比べていることになる。比べ出したらキリがない。
一体、何と比べられてるんだろう。
自分自身でも勝手に何と優劣をつけているんだろう。
何かより、誰かより、もっとすごいことしなきゃダメってどこかで思ってしまってるような気がしてきた。

この精神科医の先生は、他人と比べるという視点がないそう。それは、常に足るを知っているから。
自分が生きていくために必要最小限のものだけあればいい。
それをちゃんと自分で分かっている。
カッコイイ。

現代はSNSをやっているのが当たり前で、暇さえあればすぐにスマホを開いて、ダラダラと見てしまう。
そこには、いろんな人の煌びやかな投稿が次々と目に飛び込んでくる。
それを見る度に、知らず知らずのうちに自分と比較してしまっている。

この常に足るを知っているって言葉。
これは、ミニマリストにも通ずるものがあると思う。
足るを知っていれば、余計なものを買わなくて良い。
これさえあれば、大丈夫。
私はこれが好きだから、これ以外は要らない。
とハッキリ判断出来る。
そうすれば自然と好きなものだけに囲まれた空間が出来上がるだろう。

この先生からの教えは、私の今後の人生において多大な影響を与えること間違いなし。
まだまだ、紹介したいパワーワードがたくさんある。
そして、早く2回目を読みたいとさえ思ってる。
この本は、マーカーだらけになりそうだ。


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