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2月27日(土)/28日(日)

 どうやらインターネット契約の住所を約3年変更手続きしていなかったために回線スピードに制限がかかっていたようだ。数年にり何度も何度も何度も何度も何度も何度も私にショートメッセージを送ってきていたようだが、もちろんそんなこと露知らず。というか無視していたので気づかなかっただけだけれど。世の中はいつも一方通行だ。一方がどれだけ強く気づけとしつこく袖を引っ張ろうとしても、相手の眼中になければそんなことは無意味で終わる。そして痛い目を見て初めてその視線に気付く。ああ、ソーリー。

 部屋の模様替えをしてからかなり気分が良い。ベッドの位置を変えただけなのに、部屋が一気に広く感じる。そして実際にスペースが増えた。本棚や間接照明の位置も設定したので、本を読むのに集中及びプロジェクターで映画に集中しやすい環境ができたし、ベッドでも本を読めるように灯も設定し、かつベッドの頭のところにレコードを設置したので本を読んでいて音楽が止まってもこれで手を伸ばせば替えられる。インテリアはほんの少しのことで大きく変わる。そのことに改めて気付いた。そして最高の空間を演出することで、こんなに心が軽く幸せになるということも。今まで寝室に使っていた照明ではベッドの読書灯としては暗かったので、今までキッチンに置いていたものと交換。寝室に使っていたものはステンドグラスランプなので、キッチンもまた雰囲気がグッとよくなった。蛍光灯を一切点けない我が家で間接照明の種類と位置設定はとっても重要案件なのだ。今は読書・映画観賞スペースのビーズクッションに座っている時にカップなどが置ける小さなテーブルが欲しい。できればタイル貼りがいいのだけれど。またアンティークショップを廻る日々の開始。

 今日は下北沢にある古書ビビビにzineの売上げの受け取りと余った在庫の引き取りに行った。なんだか久しぶりに一人で休みの日に出かけた気がする。「また何か作品を作ったら是非置かせてください」と言ってくださり、とても嬉しい。実は今次の作品の構想を組み立てているところなのだ。春に、と思っていたけど遅れる模様。そろそろ集中し始めなければ。行ったらだめだと思っていてもただ通り過ぎることのできないDisk Union。安くで欲しかったレコード3枚を購入。帰ってすぐに回して踊った。

 家に帰ったらネットも復旧しており、見たくて我慢していたドラマの続きを。ああ、ネットなしなんて、もう無理である。だけどこのネット問題のおかげで久しぶりに思ったのは、ああSNSって疲れるということだ。あれば調子に乗ってめちゃくちゃアップしちゃうけど、私は自分でそれをやりながらとても疲れていたのだと気付く。変なサイクルだけれど。私は元々熱しやすく冷めやすいタイプで、それはお酒でもコーヒーでも人でも活動でもなんでもそうだ。なんというか・・・そういうタイプなのだ。それで一度そう気付くと、SNSも触る気がせず、今は部屋も気に入っている最高潮でもあるし、とにかく部屋でできる全てを楽しんでいこうと思っている。だけど親友からいつも「極端はやめろ」と指摘されているので、アプリを消すということは今回はしない。ただ、スローダウン、である。

 だけどよく考えたら、この熱しやすく冷めやすいも少しはマシになってきている気がする。韓国語の勉強も続いているし、日記も続いているし、仕事も続いているし。人に関しては正直まだまだ忍耐が必要だけれど、まあ、マシになってきている気がする。この調子で続けばいいのだけれど。

 一昨日から韓国のラッパーNucksalのこのアルバムを聴いているが本当に素晴らしい。勉強アプリの掲示板にいつも#오늘의 음악(今日の音楽)で記録用として残しているものにこのアルバムをあげたら、コメントで「Nucksal知ってるの?!」と韓国の人から言われた。このラッパーは韓国のラップバトル番組Show Me The Moneyにも出ているしメジャーなのかと思っていたけれど、日本人が知っているのはまだまだ驚きなのかもしれない。

 アルバムのタイトルはすぐに村上春樹の1Q84から持ってきていることはわかるけれど、なぜこのタイトルにしたのかは、ちゃんと韓国語を読めず聞き取りもできない私にはわからない。それがわかるようになった日は、私がある程度韓国語をできるようになっているという証になる。いつその日が来るのだろうかと毎日焦ってばかりだが、チョンチョニ(ゆっくり)いこうと思う。急がば回れ。人生はいつだってそういうものだ。 

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