一見さんに、いきなり店内か、持ち帰りかと聞く。ランチタイムドリンク割引を適用し忘れる。開店して数ヶ月の店の接客から透けて見えるのは、自分たちが営業したい思いだけで、残念ながら、いかに客に喜んでもらえるかではなかった。何を最優先にするかは、何を一番大切にしたいのかで変わってくる。

母も言う。もし何も楽しみがなかったら、生きていたくはないと。もう仕事をすることもなく、ゲームでもおやつでも何でもいい、何か気を紛らわせてくれるものがないと、老後の長い時間は耐えられないだろう。それなのに死ぬまでは生きなければならないなんて、まるで牢獄に放り込まれたみたいじゃない？

「やる気のスイッチ」読了。妄想を膨らませて、やりたいことや叶えたいことを、小さなことから絶対無理なレベルまで、思いつくままに書き出す。それを後で見直すと、たいていのことが叶っていたそうだ。確かに、何かやろうと思ったら、とりあえず紙に書いておくと、忘れずにやりやすくなるな。

早くこの世とおさらばしたい者にとっては、この季節、寝ている間に熱中症で死んでしまうのが、一番手っ取り早いかもしれない。ただ、熱帯夜が暑すぎて、扇風機なしでは寝られず、すぐに目が覚めてしまうのが難点ではある。この苦しい夢を生きるのも、早く死のうとするのも、どちらも大変なのは同じか。

友人が子供の受験で帰省できないと言う。お受験にいくらお金と時間と労力を注ぎ込んでも、結局は親と同じ普通の主婦やサラリーマンになる場合が多いのでは？いや、そうか、せめて親と同じ普通の人になってほしいからこそ、自己犠牲してまでも、必死に合格させようとするのか。私には全くわからんけど。

「やる気のスイッチ」を読み始めた。目次を見ると、項目がいっぱいあって、体系化されている感じがしない。あまり期待せずに、サクサク読みながらも、最後にはやる気のスイッチの入れ方がわかるといいな…

「ヤマザキマリの世界逍遙録」読了。著者と共通の唯一の体験は、成都の奥にあるパンダ保護区（？）で野生のパンダを見たこと。著者のようにパンダの頭の臭いを嗅いだり、抱っこしたりはしなかったが。写真で見た日本のきれいなパンダと違って、茶色く薄汚れた熊で、あの愛くるしさはまるでなかった。

REM の"Everybody Hurts"を聞きながら泣いていた。やたらに繰り返しの多い歌詞だが、テンポがゆったりしていて、心に沁みる。人生は苦だと感じたことのある全ての人への慈愛を感じるけれど、悲しみと涙は溢れ出してくる。抵抗せず、ただ溢れ出るにまかせる。

「ネイティブはこう使う!マンガでわかる前置詞」読了。前置詞で迷う英語学習者におすすめ。類書は少なくないと思うが、漫画はともかく、各前置詞のイメージを図示してあるのと、例文で使い方がわかるのがよい。書店や図書館で手にとって、パラパラめくって、これならいいかもと感じたのを選ぶべし。

「バックパッキング登山入門 -自由に山を旅する61の流儀-」読了。キャンプや釣りをするような登山はしたことがないが、あらゆるギアが軽量化し、進化しているのはよくわかった。昔は重いザックと登山靴でヘトヘトになって歩いたものだが、今の装備ならずっと快適で、登山計画もアプリが便利そう。

熱帯夜。変温動物のように、体温も上がる。熱が出る。頭が痛い。

死にたいとか自殺したいとか言う人は、決して自殺することはないそうだ。確かに自分もそうだ。だからまだここにいる。自ら望んで生まれたわけではないのだから、安楽死する権利があってもよいのに。税収が減るから国は認めないだろうけど。

上腕にある、小指第一関節くらいの大きさの火傷がグジャグジャしていて、なかなか塞がらない。絆創膏を貼った部分が痒くて、蕁麻疹のようになっているが、この状態では剥がすわけにもいかない。今季初の熱帯夜は、扇風機に当たりっぱなしでも、かなり寝苦しかった。朝から大雨が降ってきた。

50年以上臨床経験のあるアメリカ人医師が言う。誰にでも直感が備わっている、と。そんな、非科学的な、証明不可能なものを使うなんて、とは私は思わない。実際に患者の役に立つものならば、使うべきだと思う。それよりも、医学部で学んだ知識や技術をアップデートしていない医師の方が問題なのでは？

手書きの手紙が好きなフランス人の友人は、文字をきれいに書くが、私は時々自分でも読めないくらいの悪筆だ。プリンターで印刷した方が読みやすいだろうと思うのだけど、手書きでなるべく丁寧に書いてくれと言うので、手書きで文通して、20年以上になる。スマホに音声入力したのを手書きして送る。

炊飯中の炊飯器の蒸気に当たり、思い切り火傷してしまった。アロエの果肉汁を塗るのが遅れたのもあり、皮がめくれてしまった。わりとちょくちょく火傷してしまう方だが、火傷は速やかに処置しないと、後が違う。皮膚の三分の一を火傷で失うと死ぬらしい。火傷をなめてはいけない。自戒をこめて。