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「ごはんをつくる前に読む本」ができるまで②

書きたいものはあるけど、それはなんだ

6年前からずっとこういう本がつくりたいといろんな編集者の人に言いながら、わかりやすい言葉や形にまとめていなかったので、いざ書こうとすると、改めて伝わりきっていなかったなあと思う。

今回の企画をまとめるとき、改めて似たようなテーマだと思われるタイトルの本を15冊ぐらい集めて読んでみた。15冊ぐらいすぐに集まるようじゃ、もうすでに語り尽くされていてわざわざ私が書くことないんじゃないか、とちょっと凹んだけど、全部読んでみて、どれも面白いけど、でも私が書きたいことはどれにも書かれていないことがわかった。同じようなゴールを見ているようで、人それぞれ伝え方もアプローチも、そして実際は設定しているゴールも違うことがわかって、書く勇気が湧いた。書きたいこともあるし、書きたい気持ちもある。伝えたいゴールも言葉にしてみた。この言葉はもう一回考えてみてもいいけど。

簡単に料理することとか、そういうことは表層的に作業を楽にするけれど、もっとそれとは違うこと。
料理がうまくなることが大事なんじゃなくて、自炊や手作り料理至上主義でもなくて、自分が何かを食べるときにいつでもその選択肢の中に「自分でつくる」があると、すごく生きていくのが自由になる。

どうやったらゴールにたどり着けるか、考えよう。
わかりやすい言葉と、わかりやすい順番は大事。

『ごはんをつくる前に読む本 −三日坊主をくりかえせば自由に生きられる』
https://www.amazon.co.jp/dp/477302643X

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